メイショウナルト引退　2014年七夕賞覇者

2014年の七夕賞（GIII、芝2000m）などを勝ったメイショウナルト（セ10、栗東・本田）につき、本日4日付で競走馬登録を抹消したことがJRAより発表された。

同馬は、2010年8月の小倉2歳新馬戦でデビュー。2戦目で勝ち上がると、その後もデイリー杯2歳S3着、きさらぎ賞5着など早くから活躍しその素質を世に示した。残念ながらクラシックへの進出はならなかったものの、去勢手術明けとなる2013年シーズンより本格化。武豊騎手を背に挑んだ同年8月の小倉記念（GIII、芝2000m）では、のちのGI2勝馬ラブリーデイらを下し初タイトルを掴み取った。翌年には七夕賞も制すなど古馬中距離の重賞戦線で長く活躍。本年6月30日の障害オープン（14着）を最後とし、現役に別れを告げた。

なお、今後は岡山県にある吉備高原サラブリトレーニングで乗馬となる予定。
（Text：Uehara）

▽【メイショウナルト】
父ハーツクライ
母スターペスミツコ
母父カーネギー
通算51戦7勝

《重賞勝鞍》
2014年　七夕賞（GIII）
2013年　小倉記念（GIII）

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