おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】アイスフォーリスの初仔、ブランボヌールの半妹がデビュー!
■7月14日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1200m)では、ワークフォース産駒プランタンヴェール(牝2、美浦・林)がデビュー。母は中央2勝のプランタンビジューで本馬が初仔。祖母は中央6勝のスプリングチケット。伯母にスプリンターズSなどGI2勝のカレンチャン、伯父に京阪杯勝ちのスプリングソングがいる牝系は豪華だ。6月中旬から速い時計を出し始め、直前は新馬相手に坂路で併せ馬。4F54秒6-1F12秒7(馬なり)の時計を出し1馬身先着した。乗り込み本数は少ないが、暑さを考慮し馬の状態を重視した調整を行っているとのこと。鞍上は大野騎手。
同レースには、外国産馬のヨークテソーロ(牝2、美浦・高木)が三浦騎手を背にスタンバイ。父キングマンは愛2000ギニーなどマイルGIを4勝した2014年度の欧州年度代表馬。本馬の近親に仏GIクリテリウムドサンクルー賞優勝馬のスパドゥーンがいる。本馬は坂路とウッドを織り交ぜ1カ月間乗り込まれてきた。直前は南ウッドで4F54秒0-1F12秒6(馬なり)を計時。軽やかな脚捌きが目につき、こちらも注目。
▽【プランタンヴェール】
父ワークフォース
母プランタンビジュー
母父ダイワメジャー
▽【ヨークテソーロ】
父Kingman
母Masaya
母父Dansili
■同じく7月14日の福島競馬場第6R・メイクデビュー福島(新馬、ダ1150m)では、坂路での軽快な動きが目立つジョウラン(牡2、美浦・黒岩)がデビューを迎える。半兄は中央2勝のクリムゾンバローズで曾祖母ドーンズカートシーは米のGI・フラワーボウルH勝ち馬。1カ月以上かけて坂路、ウッドを併用し乗り込まれ、今週は美浦坂路で4F54秒0-1F13秒0を馬なり。併せた相手を3馬身突き放した脚力は非凡だ。鞍上は内田騎手。
▽【ジョウラン】
父エスポワールシチー
母ドーニングストーム
母父Storm Cat
■同じく7月14日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1400m)では、ダイワメジャー産駒アナスタシオ(牝2、栗東・矢作)がM.デムーロ騎手を背にデビュー。祖母フォルクローレはBCジュヴェナイルフィリーズなど2歳時にGI競走を2勝し、米最優秀2歳牝馬に選ばれている。本馬は6月下旬から速い時計を出し、今週は栗東坂路で4F52秒7-1F12秒7(馬なり)をマーク。併せた既走馬に半馬身先着している。万全の態勢でデビューを迎えられそう。
同レースには、ルーラーシップ産駒ルチアーナミノル(牝2、栗東・本田)も武豊騎手を背にスタンバイしている。曾祖母デスピュートは、現役時GIを2勝し種牡馬としても大活躍を収めたアジュディケーティングの全妹で、ケンタッキーオークスなど兄をしのぐGI競走4勝。こちらも筋が通った血統馬だ。稽古ではウッドコースで3週連続抜群の動きを披露。調教の動きならメンバー中最上位か。
▽【アナスタシオ】
父ダイワメジャー
母ロードクロサイト
母父Unbridles’s Song
▽【ルチアーナミノル】
父ルーラーシップ
母シーザバッドガール
母父Giant’s Causeway
■同じく7月14日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1200m)では、ライオンレースホースにて総額4000万円で募集された外国産馬チェルシーライオン(牡2、栗東・矢作)が登場。父マリブムーンは1勝馬ながら血統を買われ種牡馬入り。代表産駒にケンタッキーダービー馬のオーブ、日本ではオーブルチェフが全日本2歳優駿を優勝。本馬の叔父ランカスターボンバーはBCマイルをはじめGIで2着5回の実績を誇る。本馬は栗東を介さず6月下旬に函館入り。牧場で乗り込まれてきたこともあり、攻め本数は少ないが、今週は古馬1000万を相手に函館芝で5F65秒5-1F11.9(馬なり)を計時しクビ差先着。反応も良好で十分に仕上がっていそうだ。鞍上はC.ルメール騎手。
▽【チェルシーライオン】
父Malibu Moon
母Tashzara
母父Intikhab
■7月15日の福島競馬場第5R・メイクデビュー福島(新馬、芝1800m)では、ルーラーシップ産駒カイザースクルーン(牡2、美浦・相沢)がデビュー。母はオークス3着、フローラS2着など重賞で好走歴のあるアイスフォーリス。本馬のいとこに昨年の函館2歳S3着のアリアがいる。先週までは終い重点の調整が続いていたが、今週は本番でも跨る石川騎手が騎乗し、ウッドコースでテンから時計を出す意欲的な攻め。5F67秒2-1F13秒4(一杯)の時計を出している。上々の態勢でデビュー戦に挑めそうだ。
▽【カイザースクルーン】
父ルーラーシップ
母アイスフォーリス
母父ステイゴールド
■同じく7月15日の中京競馬場第5R・メイクデビュー中京(新馬、芝1600m)では、ハーツクライ産駒アメリカンウェイク(牝2、栗東・斉藤崇)がデビュー戦に臨む。母アナアメリカーナは仏GIサンタラリ賞で3着。本馬の半兄は昨年のファルコンSで2着に入線したメイソンジュニア。ゲート試験合格後、外厩先に放牧に出され、6月中旬に再入厩。以降、ウッド重点の攻めが課され、今週は本番でも跨る福永騎手を背に古馬500万と併せ馬。6F87秒5-1F11.9(馬なり)をマークし1馬身先着している。やや頭が高く若さをのぞかせる場面もあったが、能力自体は高そうだ。
同レースには、2007年秋華賞2着レインダンスの仔プロム(牝2、栗東・宮)もデビューを迎える。半兄のフリージングレインは今年3月に3勝目をマーク。近親のケイティクレバーは若駒Sを勝ち今年の皐月賞にも出走した。デビュー直前の稽古は新馬を相手に本番でも跨る幸騎手が騎乗。ウッドコースで6F82秒6-1F11秒5(強め)を計時し併せた相手に1馬身先着。俊敏さが目につきこちらも要注目。
▽【アメリカンウェイク】
父ハーツクライ
母アナアメリカーナ
母父American Post
▽【プロム】
父ワークフォース
母レインダンス
母父ダンスインザダーク
■同じく7月15日の中京競馬場第6R・メイクデビュー中京(新馬、芝1200m)では、ロードカナロア産駒ファンタジスト(牡2、栗東・梅田)がデビュー。半姉コロラトゥーレは中央3勝で、近親に米GII2勝のフリートレディがいる。約ひと月かけて乗り込みが行われ、1週前には本番でも跨る武豊騎手を背に坂路4F51秒8-1F12秒7(強め)と好時計を記録。今週は終い終点の稽古で4F56秒5-1F12秒9(馬なり)をマークしている。年長馬を突き放した先週の動きが圧巻で初戦から期待できそうだ。
▽【ファンタジスト】
父ロードカナロア
母ディープインアスク
母父ディープインパクト
■同じく7月15日の函館競馬場第5R・メイクデビュー函館(新馬、芝1800m)では、函館2歳Sなど重賞2勝ブランボヌールの半妹アフランシール(牝2、美浦・尾関)がデビュー。父は本年度のセレクトセールで産駒へ活発に声が掛かるシーンが目立ったハーツクライ。母は現役時代にすずらん賞を制し、ファルコンSで3着に入ったルシュクル。近親には種牡馬アンブライドルズソングがいる。本馬は7月上旬まで美浦で調教を重ね、その後函館入り。直前はデビュー戦の手綱をとる岩田騎手が跨り、函館芝で4F52秒2-F11秒9を馬なりで記録。先週までの反応の鈍さが解消され、好状態でデビュー戦に臨めそうだ。
▽【アフランシール】
父ハーツクライ
母ルシュクル
母父サクラバクシンオー
(Text:Ito)
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