おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[中京記念]ウインガニオン、グレーターロンドン[函館2歳S]ナンヨーイザヨイなど
■7月22日に中京競馬場で開催される中京記念(GIII、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ウインガニオンは、栗東坂路で単走。序盤から軽快に進み、しっかり追われたラストでも上々の伸びを示した。時計は4F51秒8-1F12秒4(一杯)。中間はこれを含めて4本、強い負荷の稽古を消化できており高いレベルでの好調維持は疑いようがない。
グレーターロンドンは、美浦ウッドで3頭併せ。僚馬2頭を目標に進み、直線では最内に進路を取ると楽な手応えを保ってそれぞれに先着を果たした。輸送を控えているため軽めの内容だったが、鋭い反応を見せ好調さをアピール。2カ月半ぶりを思わせない、いい仕上がりにある。
リライアブルエースは先週ハードに追われており、これが実質の最終追い。今週は栗東坂路単走で、終いだけ軽く伸ばされる内容となり4F55秒6-1F12秒0(馬なり)をマークした。ピークにはあとひと息といった印象はあるが、馬体はすっきりと見せており自分の力は出せそうな態勢だ。
ガリバルディは、厩舎実習中の騎手候補生を背に栗東坂路を単走。終い重点に伸ばされ、4F54秒5-1F12秒5(一杯)をマークした。もうひと追い欲しいところだが力強く脚を使えており、ひとまず態勢は整ったようだ。
スマートオーディンは、松山騎手を背に栗東坂路で併せ馬。4馬身先に行かせた準オープン馬を追うと、ゴール前で鋭伸して併入フィニッシュを果たしている。時計は4F52秒7-1F11秒9(強め)。先週も好タイムをマークできていたし、長期休養明けを使われ一気に上昇したよう。
ロジクライは、先週坂路4F49秒台の猛時計を叩き出しており、実質の最終追いは完了。今週は浜中騎手を背に反応を確認する程度の内容となった。ゆったり進み、最後まで重苦しさを感じさせない脚捌きで駆け抜けている。3カ月ぶりだが、さっそくフルに力を出せそうな雰囲気。
ワントゥワンは、栗東ポリトラックコースで終い重点の併せ馬を敢行。5馬身先に行かせた相手に取り付き、ラストは追い比べとなったが、貫禄の違いを示すようにグイッと抜け出しクビ差の先着を果たした。絶好の状態に仕上がっている。
■7月22日に函館競馬場で開催される函館2歳S(GIII、芝1200m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ナンヨーイザヨイは、岩田騎手を背に函館競馬場芝コースで追い切り。ラストは4頭が体を並べる実戦さながらの追い比べとなったが、手応えたっぷりのまま併入を果たしている。追えばいくらでも突き放せそうな雰囲気にあり、短期放牧を挟んでの緩みは感じさせない。好調キープ。
スズカカナロアは、池添騎手を背に函館ウッドコースで単走の追い切り。中1週とあって終いの反応を見る程度となり、スムーズに脚を伸ばした。反応はデビュー戦時より良化しており、一定の上積みはありそう。
アスターペガサスは、小崎騎手を背に函館ウッドで併せ馬。デビュー前の2歳馬を目標に進むと、脚色優勢でインに潜り込み一気に相手を突き放した。緩さが感じられた体も引き締まってきており、初戦を使われての上積みはかなりありそう。
ホールドユアハンドは、北村友騎手(レースはC.ルメール騎手)を背に函館ウッドで併せ馬。古馬相手に余力十分のまま追走先着を果たした。これが函館に入っての初時計だったが、これだけしっかり動かせたあたり輸送は問題なくクリアできたよう。高いレベルで安定。
トーセンオパールは、函館ウッドで他厩舎組の併走を見る格好でスタート。勝浦騎手が軽く気合いを付けると鋭く反応し、先着を果たした。上昇気配著しい。
カルリーノは、藤岡佑騎手を背に終い重点の追い切り。他厩舎の馬を一応の目標に置き、これを抜群の手応えのまま抜き去った。勝って更に上昇といった雰囲気にある。
(Text:Nishimura)
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