おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】ソウルスターリングの半妹、ストレイトガールの半妹ら有力馬が続々デビュー!
■7月28日の新潟競馬場第5R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1400m)では、M.デムーロ騎手を背にダイワメジャーの産駒ミトロジー(牡2、美浦・尾関)が初陣を迎える。母リードストーリーは米GIIチャーチルダウンズディスタフHなど重賞を3勝。近親に米GIアシュランドSなど重賞5勝のグリッターウーマンがいる血筋だ。本馬は5月初旬にいったん入厩すると、その後ノーザンファーム天栄での調整を挟み、7月初旬に再入厩。以降は坂路、ウッドで乗り込まれ、1週前は古馬準オープンと美浦ウッドで併せ馬。今週は美浦坂路で4F54秒4-1F12秒5(馬なり)をマークし、併せた既走馬に2馬身先着している。シャドロールを装着しているように、気性に若さは残るが、軽やかな捌きが目立ち注目の1頭。
同レースでは、マイルCSなど重賞6勝シンコウラブリイの孫タイセイセイヴァー(牡2、栗東・矢作)も戸崎騎手を背にスタンバイ。本馬の伯父に中京記念勝ちのロードクロノス、近親に関東オークスなど重賞2勝のシンメイフジがいる。直前は栗東坂路で4F52秒7-1F12秒8(一杯)と上々の時計を叩き出し、態勢は整っている。
▽【ミトロジー】
父ダイワメジャー
母リードストーリー
母父Editor’s Note
▽【タイセイセイヴァー】
父ダイワメジャー
母マザーウェル
母父シンボリクリスエス
■同じく7月28日の小倉競馬場第5R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1200m)では、11年北九州記念の覇者トウカイミステリーの仔トウカイオラージュ(牡2、栗東・安田隆)がデビュー。伯父にNZT、ファルコンSでともに3着のナムラビッグタイム、伯母にアイビスSD3着のタイキメビウスとスプリント重賞の活躍馬がいる。本馬は1週前に栗東ウッドで6F81秒3-1F11秒8(馬なり)の好時計を記録。今週は本番でも跨る浜中騎手を背に栗東ウッドで6F85秒4-1F11秒8(馬なり)。2週連続で終い1F11秒台をマークしており、態勢は上々だ。
▽【トウカイオラージュ】
父オルフェーヴル
母トウカイミステリー
母父キングカメハメハ
■同じく7月28日の札幌競馬場第5R・メイクデビュー札幌(新馬、芝1500m)では、阪神JF勝ちレーヴディソール、青葉賞など重賞2勝レーヴミストラルの半妹に当たるレーヴドカナロア(牝2、栗東・斉藤崇)が始動。他にも兄姉には活躍馬がズラリと並び、仏GIサンタラリ賞勝ちの母レーヴドスカーはPOGファンにはお馴染みの名馬だ。本馬は4月下旬にゲート試験をパスし、7月上旬に札幌入り。今週は札幌芝で古馬500万と併せ4F54秒0-1F12秒5(馬なり)の時計で併入。ストライドの大きさが目立ち、良血馬特有のいいバネを持っていそうだ。鞍上はC.ルメール騎手。
▽【レーヴドカナロア】
父ロードカナロア
母レーヴドスカー
母父Highest Honor
■7月29日の新潟競馬場第5R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1600m)では、09年共同通信杯覇者ブレイクランアウトの半妹メルキュール(牝2、美浦・戸田)がデビュー戦に臨む。父は新種牡馬のジャスタウェイ。母キューは米GIIロングアイランドH勝ち、おいに京成杯AH勝ちのグランシルクがいる血統背景だ。本馬は6月中旬からウッド中心に乗り込まれ、直前は美浦ウッドで5F69秒1-1F13秒6(馬なり)を記録。併せた既走馬と併入している。2週前まではややモタつきが目立ったが、追われるごとに動きが良くなっている。鞍上は福永騎手。
同レースには、安田記念などGI2勝のアドマイヤコジーンのめいエイカイキャロル(牝2、栗東・藤原英)も登場。曾祖母ミセスマカディーは英1000ギニー勝ちで、近親に英GIチェヴァリーパークS勝ちのシーズアンがいる。本馬はウッド、坂路で交互に調教が積まれ、直前は栗東芝で5F70秒5-1F12秒0(馬なり)を記録。併せた古馬500万にアタマ差遅れたが、終いの伸びは目立っていた。鞍上は戸崎騎手。
▽【メルキュール】
父ジャスタウェイ
母キュー
母父French Deputy
▽【エイカイキャロル】
父ロードカナロア
母ラフェクレール
母父スペシャルウィーク
■同じく7月29日の新潟競馬場第6R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1400m)では、ヴィクトリアマイル連覇などGI3勝ストレイトガールの半妹ビックピクチャー(牝2、栗東・藤原英)が初陣に挑む。牝系を遡れば、近親には桜花賞馬のシャダイカグラ、関屋記念など重賞3勝のオースミコスモがいる。本馬は7月初旬から速い時計を出し始め、今週は本番でも跨る福永騎手を背に栗東芝で5F70秒6-1F12秒0(馬なり)を記録し、古馬500万に併入。2週連続で好稽古を披露しており態勢は万全だ。
同レースでは、エンプレス杯など交流重賞を7勝したラヴェリータの仔アイトマコト(牝2、栗東・池江)もスタンバイ。祖母の半妹には米GIマザリーンS勝ちのヘイローシアトルがいる血筋だ。同馬は1カ月半にわたり坂路、ウッドで乗り込まれ、今週は本番でも跨るM.デムーロ騎手を背に栗東ウッドで4F54秒3-1F11秒7(馬なり)を計時。併せた古馬500万と併入している。このひと追いで態勢は整った印象。
同レースでは、現2歳世代が既に5頭勝ち上がっているヴィクトワールピサの産駒ヴァルドワーズ(牝2、美浦・和田郎)もデビュー。半兄は17年スプリングS2着のアウトライアーズ。いとこにフェアリーS3着ダイワミストレスがいる血筋。本馬は外厩施設での乗り込みを経て、7月上旬に再入厩。今週は美浦ウッドで5F71秒7-1F13秒4(馬なり)を記録し併せた既走馬と併入。先週は除外されてしまったが、その分乗り込みを重ねられ、好状態で出走を迎えられそうだ。鞍上は石橋脩騎手。
▽【ビックピクチャー】
父ディープインパクト
母ネヴァーピリオド
母父タイキシャトル
▽【アイトマコト】
父ディープインパクト
母ラヴェリータ
母父Unbridled’s Song
▽【ヴァルドワーズ】
父ダノンシャンティ
母ウィストラム
母父フレンチデピュティ
■同じく7月29日の小倉競馬場第5R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1200m)では、九州産馬のテイエムノサッタ(牝2、栗東・浜田)がデビュー。曾祖母は桜花賞を制し1988年の最優秀3歳牝馬に輝いたアラホウトク。大叔父にラジオたんぱ杯3歳S2着のオースミコンドルがいる血筋。本馬は7月初旬より速い時計を出し始め、1週前は本番でも跨る田中健騎手を背に栗東坂路で4F54秒7-1F12秒3(強め)を計時し、併せた古馬500万に1馬身先着。今週も栗東坂路で4F55秒5-1F13秒6(強め)をマーク。稽古はここまで1度も遅れておらず、いい勝負根性を備えていそうだ。
▽【テイエムノサッタ】
父パイロ
母テイエムノキセキ
母父フジキセキ
■同じく7月29日の小倉競馬場第6R・メイクデビュー小倉(新馬、芝1200m)では、スウェプトオーヴァーボードの産駒ファストアズエバー(牝2、栗東・牧浦)が始動。祖母は未勝利の身ながら1000万下で初勝利を挙げたファストアズライト(通算5勝)。大伯母に英GIIチャレンジSなど重賞2勝のキャットレイルがいる血筋。本馬は6月下旬に入厩し、ここまで坂路中心の攻めが課され、今週は栗東坂路で畑端騎手(本番は浜中騎手)を背に4F54秒6-1F12秒1(馬なり)をマーク。上々の脚力を披露している。
▽【ファストアズエバー】
父スウェプトオーヴァーボード
母ラヴアズギフト
母父Tiznow
■同じく7月29日の札幌競馬場第5R・メイクデビュー札幌(新馬、芝1800m)では、オークスなどGI2勝ソウルスターリングの半妹シェーングランツ(牝2、美浦・藤沢和)が登場。母スタセリタは仏オークスなどGI6勝の実績。2011年には米芝GI競走を2勝したことでエクリプス賞最優秀芝牝馬に選出されている。近親に愛ダービー勝ちのザグレブがいる血筋だ。本馬は5月下旬に美浦へ入厩すると1カ月半近く乗り込まれ、7月中旬に札幌入り。直前は本番でも跨る北村宏騎手を背に札幌芝で6F85秒1-1F12秒4(強め)を記録し古馬500万と併入。跳びの大きさを活かした推進力のある走りが特徴的で、ここまで計9本の併せ馬を消化済み。態勢は万全だろう。
同レースでは、16年京成杯勝ちプロフェットの半弟クラージュゲリエ(牡2、栗東・池江)もスタンバイ。祖母ビスクドールはエリザベス女王杯など重賞4勝トゥザヴィクトリーの全妹で、一族にはローズSなど重賞2勝のデニムアンドルビーら活躍馬が多数。本馬は7月中旬に札幌入りし、直前は札幌芝にて6F81秒1-1F12秒0(強め)でまとめ、併せた新馬に1馬身先着。馬体、攻め動きともに目立っていた。鞍上は今週から短距離免許を取得し来日するJ.モレイラ騎手。
同レースでは、ジャスタウェイの産駒レッドエンヴィー(牡2、栗東・須貝)もデビューを迎える。本馬はアーリントンC2着のレッドアンシェルの半弟に当たり、母スタイルスティックの半弟にエクリスプスSなどGI2勝のナサニエル、半妹に愛オークスなどGI2勝のグレートヘヴンズがいる。5月中旬に入厩すると、ここまで栗東、函館、札幌で調整を重ね、今週は本番でも騎乗するC.ルメール騎手を背に札幌芝で5F66秒5-1F12秒0(馬なり)。併せた古馬500万と併入している。環境の変化にも動じないところを見せ、調教でも良好な動きを見せている。
▽【シェーングランツ】
父ディープインパクト
母スタセリタ
母父Monsun
▽【クラージュゲリエ】
父キングカメハメハ
母ジュモー
母父タニノギムレット
▽【レッドエンヴィー】
父ジャスタウェイ
母スタイルリスティック
母父Storm Cat
■同じく7月29日の札幌競馬場第6R・メイクデビュー札幌(新馬、ダ1700m)では、07年朝日杯FS覇者ゴスホークケンの半弟リープリングスター(牡2、美浦・木村)がデビュー。近親には米GIIIディスカヴァリーH勝ちのセイントマーデンがいる。本馬は7月初旬に函館入りするとウッドで調整が重ねられ、今週は函館ウッドで5F67秒1-1F12秒3(馬なり)を記録。馬格の良さを活かした力強いフォームが特徴的だ。鞍上はC.ルメール騎手。
▽【リープリングスター】
父ゴールドアリュール
母オールザウェイベイビー
母父Grand Slam
(Text:Ito)
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