クランモンタナが引退

2016年の小倉記念（GIII、芝2000m）覇者クランモンタナ（牡9、栗東・音無）につき、7月25日付けで競走馬登録を抹消することがJRAより発表された。今後は北海道千歳市にある社台ファームで乗馬へ転身する見込み。

同馬は、父にディープインパクト、母がエアトゥーレ、祖母はスキーパラダイスという良血の出自で、2011年11月の京都2歳新馬戦にてデビュー。翌年のクラシック進出はならなかったが、条件戦で着実に力をつけたのち、5歳夏の新潟記念で2着、7歳夏の小倉記念で勝利（ブービー11番人気）を挙げるなど、古馬中距離戦線の常連として活躍した。ラストランは本年4月の中山グランドジャンプで6着。

▽【クランモンタナ】
父ディープインパクト
母エアトゥーレ
母父トニービン
通算53戦7勝（うち障害8戦1勝）

《重賞勝鞍》
2016年　小倉記念（GIII）
（Text：Uehara）

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