おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[小倉記念]トリオンフ、サンマルティン[クイーンS]グレートタイムなど
■8月5日に小倉競馬場で開催される小倉記念(GIII、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
小倉滞在のサンマルティンは、ダートコース単走にて6F84秒5-4F52秒3-1F12秒0(馬なり)をマーク。暑さを考慮し、そう過度な負荷は掛けなかった印象だが、道中きっちり我慢が利いたぶん、促されてからの終いの脚は迫力十分。引き上げてきてからカッカし出すような面もなく、実に良い雰囲気に仕上がったよう。あとは、このテンションを当日ゲートインまで維持できるかどうかが肝。
栗東調整のトリオンフはハロー明け後、武豊騎手を背に4F55秒3-1F12秒4(馬なり)で坂路を登坂した。そこまで大きなインパクトは感じられなかったものの、脚どりは軽快そのもの。この中間の念入りな乗り込みで既に体は出来上がっていた印象だけに、これはこれでOKと見ていい。
昨年のリベンジに燃えるストロングタイタンは、栗東坂路にて4F53秒0-1F12秒2(馬なり)の走破時計。1週前の一番時計と比較すると流石に雰囲気では見劣るが、相も変わらずの力強い脚捌きを見るに、やはり、汗をかいて代謝が良くなるこの時期があっているよう。大型馬にしてはスッキリとしたシルエットにもあり、具合いに関しては何ら問題なさそうだ。べらぼうに良く見えた鳴尾記念(コースレコードV)の域とも遜色はないか。
先週同様、栗東ウッドにて汗を流し合ったのがサトノクロニクルとマウントゴールド。前者が2馬身ほど先導、それを後者が追う展開で、結果マウントゴールドが6F82秒5-4F51秒6-1F11秒6(馬なり)をマークし、1馬身の先着でフィニッシュした。手応え、動きの素軽さともに相手を上回っており、いかにも攻め駆けするタイプなところを見せ付けた印象だ。対し、サトノ自体も決して悪い域ではなく、鞍上を務めたM.デムーロ騎手との息はピッタリ。むしろ直線では無理して食い下がらずのフシも伺えただけに、いい意味での余力残しと捉えるべきか。いずれにせよ、2頭ともに至って順調。
(Text:Uehara)
■8月5日に新潟競馬場で開催されるレパードS(GIII、ダ1800m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
グレートタイムは、500万条件馬を一応の目標に栗東ウッドで流す程度の併せ馬を消化。終始楽な手応えを保って併入に持ち込んでいる。交流GI後の中2週で中間は馬なりオンリー。上積みは強調できないが、この馬なりには順調だろう。
ドンフォルティスは、鮫島良騎手(レースは石橋騎手)を背に栗東坂路で3歳未勝利とスパーリング。3馬身あった差を楽に詰め、相手に合わせる格好で併入した。時計は4F57秒1-1F13秒2(馬なり)と平凡だが、輸送を控えておりオーバーワークを避けたもの。中間はこれを含め、負荷は軽めながら併せ馬を4本消化。依然元気一杯だ。
グリムは、先週ウッドコースでハードに追われておりこれが実質の最終追い。今週は栗東坂路単走で4F54秒3-1F12秒3(強め)と終いだけ伸ばされた。時計は平凡だがしっかりとした前進気勢を見せており、仕上がりは申し分ない。
アルクトスは、田辺騎手を背に美浦ウッドで追い切り。目標にするはずの馬が行き過ぎてしまい、併せ馬の予定が単走となる誤算はあったが、自ら気合いを表に出しラストは鋭く伸びた。レース間隔が詰まっているが目立った疲れはなさそうで、いい意味での平行線と言える。
プロスパラスデイズは、太宰騎手を背に栗東CWで単走。終いに仕掛けられるといい反応を見せて伸びた。前走快勝の反動は感じられず、順当に良化。
抽選対象のコマビショウは、和田騎手を背に栗東坂路で併せ馬。ラストは激しい追い比べとなり、追走併入に持ち込んだ。時計4F52秒8-1F12秒7(一杯)は、坂路では走らないこの馬にとって自己ベストタイ。中6週とひと息入っているが、態勢は十分だ。
おなじく抽選対象のアドマイヤビクターは、栗東坂路で単走。先週ウッドコースで強い負荷の稽古を消化しており今週は終いだけ伸ばす内容となった。坂路で走らない馬なりに悪くない反応を見せ、時計は4F55秒7-1F13秒0(強め)をマーク。2連勝の勢いをしっかりキープか。
(Text:Nishimura)
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