アウォーディーが安楽死に

本年6月の帝王賞（8着）後、休養に入っていたアウォーディー（牡8、栗東・松永幹）が、8月6日、放牧先の大山ヒルズ（鳥取県伯耆町）にて死亡したと、JRAより発表があった。右飛節を骨折、安楽死処置がとられたとのこと。

同馬は、父にダービー勝ちのジャングルポケット、母は戦後初の天覧競馬を勝ったヘヴンリーロマンスという良血の出自で、ダートへと舵が切られた2015年秋（5歳シーズン）より重賞5連勝含む破竹の6連勝を達成。2016年JBCクラシックにおいては、ホッコータルマエやコパノリッキーといった強豪を撃破し頂点へと駆け上がった。

なお、その後も、GIレースの上位常連として走り続け、2年連続でドバイワールドCにも挑戦。近年の砂路線になくてはならない存在として長く活躍した。

▽【アウォーディー】
父Jungle Pocket
母Heavenly Romance
母父Sunday Silence
通算42戦10勝

《重賞勝鞍》
2016年　JBCクラシック（JpnI）
2016年　日本テレビ盃（JpnII）
2016年　アンタレスS（GIII）
2016年　名古屋大賞典（JpnIII）
2015年　シリウスS（GIII）
（Text：Uehara）

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