おしらせ
【先週のお別れ】世界屈指の超良血馬&2006年北九州記念覇者の仔らが登録抹消に
[8月9日抹消]
ウインベントゥーラ(牡6、栗東・宮)
通算成績
28戦1勝
今週末行われるGIII・北九州記念の2006年覇者がコスモフォーチュン(14頭立て11番人気)。その4番仔にあたるのが、このウインベントゥーラ(父ディープインパクト)だ。ウインレーシングクラブにて、1口10万円、総額4000万円で募集され、母と同じ栗東・宮徹厩舎に所属した。
2015年3歳1月にデビューを迎え、初勝利はその4ヵ月後(キャリア6戦目)。これが中央所属最初で最後の勝ち鞍となり、その後は500万クラスで22連敗。結果一介の条件馬なる域で終わってしまったことは否めないが、2016年11月の福島・相馬特別で8番人気2着と気を吐き、波乱決着(3連単73万馬券)の一因となったことはこの馬のハイライトとして取り挙げておきたい。なお、本年8月5日の札幌・3歳上500万下がラストラン(8着)。9日に登録が抹消され、同日のサラブレッドオークションにて取引が成立した模様。新天地での活躍に期待したい。
[8月11日抹消]
ソリッドドリーム(牡3、栗東・角居→栗東・中竹)
通算成績
2戦0勝
父が14戦無敗・GI10勝のFrankel(フランケル)、母は2011年の凱旋門賞をレコードで勝ったDanedream(デインドリーム)という、世界屈指の超良血馬。
が、だからといって成功を約束されている訳ではないのがこの世界。
2017年11月、デビュー間近となった矢先、痛恨にも右前脚膝の手根骨剥離骨折を発症し長期休養へ。立て直しが図られ、本年6月30日の中京3歳未勝利戦(ダ1400m)でようやく初陣を迎えたものの、見せ場なく16頭立ての14着に敗退。約1カ月の間隔をとって挑んだ2戦目(小倉3歳未勝利・芝1200m)も17頭立て14着に敗れ、その1週間後には早々の登録抹消となってしまった。
ひとつ上の全姉ナッシングバットドリームズ(Nothing But Dreams)同様(怪我のため英国にて未出走のまま繁殖入り)、虚弱の気があるのかもしれないが、今後は、門別競馬場に籍を移し現役続行とのこと。血の覚醒がおきるような日が訪れるのかどうか、今後もこの馬の走りに注目だ。
8月6日~8月12日までの登録抹消は他124頭。
(Text:Uehara)
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