おしらせ
【今週の重賞】[札幌記念]マカヒキ 復活の走りを見せるか[北九州記念]ダイアナヘイロー 連覇に期待
■8月19日、札幌競馬場で札幌記念(GII、芝2000m)が行われる。
2016年に日本ダービーを制したマカヒキ(牡5、栗東・友道)。それ以降、国内での勝利はないが昨年4月の大阪杯で4着、10月の天皇賞・秋で5着、11月のジャパンCで4着と堅実には走れている。馬場や展開に泣かされながらも、強敵相手に好走を続けられるのは力に減衰がない証。ここで復活の走りを見せるか、注目だ。骨折により今年上半期は全休。仕上がり具合がカギとなるが、ここを復帰戦に見据え栗東、そして函館での調整は順調に進んでいる。先々週、先週と函館芝コースで追われたが反応、伸びともに申し分なく洋芝はフィットしている印象だ。いい仕上がりで臨めそう。
モズカッチャン(牝4、栗東・鮫島)は昨年フローラS勝ち、オークス2着、秋華賞で3着と同世代牝馬相手に存在感を示し、秋にはエリザベス女王杯でGIを初制覇した。初の牡馬相手の重賞だった今年2月の京都記念は、超ハイレベルな相手に0秒2差4着と健闘している。優れた脚力に加え、立ち回りの巧さと高い勝負根性が持ち味。小回り2000mはベスト条件という感があり、自身初の海外遠征だった前走ドバイ戦の疲れが癒えていれば、勝ち負けになっていいだろう。牧場から直接函館に入って調整されており、順調にメニューを消化。若干体は太く見せているが、動きには迫力がある。あとひと追いで態勢は整ってきそうだ。
サクラアンプルール(牡7、美浦・金成)は、昨年このレースで重賞を初制覇した。今年は中山記念、日経賞とGIIで僅差の走りを続け、前走の函館記念では休み明けかつトップハンデ57.5キロと厳しい一戦だったが2着を確保。力は昨年から更に強化している印象がある。中間の速い時計は1本のみだが、函館ウッドで豪快に伸びた。久々を使われ、順当に良化したようだ。
ほか、僚馬モーリスを一昨年の札幌記念で撃破し、昨年は香港のGIを制したネオリアリズム(牡7、美浦・堀)や、前走のGI・大阪杯で5着と健闘したミッキースワロー(牡4、美浦・菊沢)、今年4月の青葉賞を勝った3歳馬ゴーフォザサミット(牡3、美浦・藤沢和)、こちらも復活を期す実力馬サウンズオブアース(牡7、栗東・藤岡)なども上位進出を狙う。
■8月19日、小倉競馬場で北九州記念(GIII、芝1200m)が行われる。
ダイアナヘイロー(牝5、栗東・大根田)は、昨年このレースを勝って重賞初制覇。今年2月の阪急杯では僅差ながら、後の安田記念勝ち馬モズアスコットを封じて重賞2勝目を挙げている。ムラな面もあるが、コース相性は抜群で地力をしっかり発揮できそう。連覇に期待が懸かる。先週は坂路で自己ベストに迫る好タイムをマーク。2カ月ぶりだが、緩んだ雰囲気は感じられず、好状態にある。
アレスバローズ(牡6、栗東・角田)は、ひと息入っていた前走のCBC賞で鋭い脚を繰り出し勝利。初タイトルを掴んだ。小倉でも良績あり、舞台設定は問題なし。ハンデは2キロ増となるが比較的馬格があるので、そこまで苦にはしないだろう。重賞2連勝の可能性十分。中間は終い重点に追われ、豪快な伸びを披露している。気配は順当に良化。
ほか、前走のCBC賞3着など芝スプリント戦で崩れず走っているセカンドテーブル(牡6、栗東・崎山)、夏場の中2週とタフな臨戦過程になるがアイビスSDで強い勝ち方を見せたダイメイプリンセス(牝5、栗東・森田)、前走のCBC賞で4着と古馬相手にメドを立てたアサクサゲンキ(牡3、栗東・音無)らも上位争いを繰り広げそうだ。
(Text:Nishimura)
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