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【今週の重賞】[キーンランドC]レッツゴードンキ 抜群の動き[新潟2歳S]ロードアクア 猛時計マーク

【今週の重賞】[キーンランドC]レッツゴードンキ 抜群の動き[新潟2歳S]ロードアクア 猛時計マーク ■8月26日、札幌競馬場でキーンランドC(GIII、芝1200m)が行われる。

レッツゴードンキ(牝6、栗東・梅田)は、3歳時に桜花賞を制覇。古馬となってからは短距離路線で力を発揮し続け、今春の高松宮記念など芝スプリントGIで過去3回の2着がある。底力では抜けた存在と言え、2016年の函館SSとキーンランドCでそれぞれ3着と洋芝適性も申し分ない。堂々の主役候補だ。放牧から直接函館に入っており、先々週、先週とジョッキー騎乗で抜群の動きを見せた。態勢十分。

ナックビーナス(牝5、美浦・杉浦)は、今年3月の高松宮記念で3着、前走函館SSで3着など芝スプリント戦線で堅実に走り続けている。昨年、高松宮記念以来だったこのレースで3着だったが、今年は函館SSを使っている分態勢としては上だろう。洋芝適性は高いし、重賞初勝利のチャンス十分だ。中間は若干緩められたが、先週目一杯負荷を掛けられ好時計をマークした。万全。

ヒルノデイバロー(牡7、栗東・昆)は、スタートが安定せず成績にムラがあるが、前走函館SSでハナ差2着に入れており力は重賞で勝ち負けできるだけのものがある。前走や昨年のUHB賞2着などから洋芝はむしろ歓迎だろうし、スタート次第では一発の可能性も。中間は短期放牧でいったんリセット。再入厩しての初時計で悪くない動きを見せており、今週のひと追いで態勢整いそうだ。

ほか、前走・京王杯SCをレコード勝ちしたムーンクエイク(セ5、美浦・藤沢和)や、初の洋芝&1200m戦だった前走で快勝収めた3歳馬ダノンスマッシュ(牡3、栗東・安田隆)、京王杯SCで僅差2着だったキャンベルジュニア(牡6、美浦・堀)らも上位進出を狙う。

■8月26日、新潟競馬場で新潟2歳S(GIII、芝1600m)が行われる。

ロードアクア(牡2、栗東・浅見)は、6月の東京芝1400m戦でデビュー。緩いペースのなか、好位で脚を溜めると食い下がった逃げ馬を差し切り快勝を収めた。センスと瞬発力は相当高いレベルにありそうで、1F延長にも対応できるはず。ここを目標に順調に追われ、先週は栗東坂路4F50秒4(一杯)の猛時計をマークした。ほぼ仕上がりつつある。

エイシンゾーン(牝2、栗東・松元)は、中京マイルの新馬戦でデビュー勝ち。同条件の中京2歳Sでは、勝ち馬アドマイヤマーズにこそ突き放されたが、2着を確保している。左回りマイルを2戦経験しているのは強みで、上位争いに加わってきそうだ。中間の攻めは地味だが、もともと稽古ではそんなに負荷は必要ないタイプ。この馬なりには順調だろう。

ほか、中京新馬戦でアドマイヤマーズにハナ差の2着、続く新潟未勝利戦を快勝したケイデンスコール(牡2、栗東・安田隆)、中京マイルの新馬戦を好タイムで逃げ切り勝ちしたエルモンストロ(牡2、栗東・中竹)、ウインゼノビア(後にクローバー賞勝ち)らを突き放して新馬勝ちを収めたジョディー(牝2、美浦・戸田)らにも、チャンスはありそうだ。
(Text:Nishimura)

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