良血馬レーヴミストラルが引退

2016年の日経新春杯（GII、芝2400m）などを制したレーヴミストラル（牡6、栗東・高野）が、JRAの競走馬登録抹消、現役引退となることがわかった。オーナーサイドであるサンデーレーシングのHPで発表されたもの。

同馬は仏のGI馬を母に持ち、アプレザンレーヴ（青葉賞勝ち）、レーヴディソール（阪神JFなど重賞3勝）らの半弟にあたる良血。2014年12月にデビューし、翌2015年1月に初勝利。重賞初挑戦だった同年5月の青葉賞（GII、芝2400m）を快勝し、日本ダービーにも進出した（9着）。同年秋からは芝中長距離の重賞を中心に使われ、翌2016年1月の日経新春杯で重賞2勝目。しかし脚元に弱さがあり、繋靱帯炎での10カ月休養など順調さを欠き、勝利を掴むことはできなかった。中央でのラストランは今年8月25日のBSN賞で12着。今後は9月6日に開催される「サラブレッドオークション」に上場される予定とのこと。

▽【レーヴミストラル】
父キングカメハメハ
母レーヴドスカー
母父Highest Honor
通算17戦4勝

《重賞勝鞍》
2016年　日経新春杯（GII）
2015年　青葉賞（GII）
（Text：Nishimura）

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