おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[新潟記念]ブラストワンピース、セダブリランテス[小倉2歳S]シングルアップ[札幌2歳S]クラージュゲリエなど
■9月2日に新潟競馬場で開催される新潟記念(GIII、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ブラストワンピースは、先週長めから追われておりほぼ仕上がっている。今週は美浦ウッド4Fからの時計で、切れ味に磨きを掛ける調整。古馬500万下を目標に入り、直線でインへ進路を取るとしっかり弾けて3馬身の先着を果たした。素軽さにあふれており、さっそく力をフルに出せそうだ。
セダブリランテスは、美浦ウッドで重賞勝ち馬マウレアと最終スパーリング。先導する形で入り、脚色優勢のまま併入となった。時計は5Fで71秒台と目立たないが、相手に合わせた感があり追えばいくらでも短縮できたはず。乗り込みは入念で、体もすっきり見せている。骨折明けの8カ月ぶりと考えれば、申し分のない態勢。
グリュイエールは、騎手候補生を背に栗東坂路単走。終いを伸ばされ4F54秒1-1F12秒1(馬なり)をマークした。大きく体を使えており、伸びやかさにあふれた動き。3カ月ぶりでも、この馬の競馬はできそうな雰囲気。
木曜追いのメドウラークは、栗東ウッドを単走。終い重点に負荷を掛けられ、3F37秒8-1F11秒6(一杯)といい伸びを見せた。日曜追いでもいい動きを見せており、夏場の連戦となるがデキ落ちは感じられない。
ストーンウェアは、新潟への輸送を考慮し火曜日の追い切り。畑端騎手(レースは蛯名騎手)を背に栗東ウッドで単走で追われ、3F36秒9-1F11秒6(一杯)の好時計をマークしている。先週土曜にもいい時計を出しており、久々だった前走を使われての上積みはかなりありそう。
マイネルハニーは、柴田大騎手を背に美浦ウッドで準オープン馬と併せられた。終始手応えで圧倒する“おいでおいで”の形から、先行先着フィニッシュ。休み明けを2回使われ、いい状態に仕上がった。
メートルダールは、美浦ウッドで障害未勝利馬とスパーリング。時計となったのは5Fからで、4角過ぎにキャッチアップし、促されたラストで大きく抜け出した。5カ月ぶりになるが、ここまで入念に稽古を消化できており、この馬の力は出してきそう。
■9月2日に小倉競馬場で開催される小倉2歳S(GIII、芝1200m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
シングルアップは、松山騎手を背に栗東ウッドで単走。序盤は折り合いを意識し進み、仕掛けられたラストで力強い伸びを披露した。終いに若干手が動いたあたりピークのデキとは言い切れないが、なんとか好調を維持できているようだ。
ジャカランダシティは、先週好タイムを出しており、今週は終いの反応を見る程度の内容。栗東坂路を単走で追われ4F54秒6-1F12秒8(馬なり)をマークした。まだ良化の余地は感じさせるが、2カ月半ぶりと考えれば悪くない仕上がり。
ブルベアオーロは、先週のコース追いで猛時計をマークしておりほぼ仕上がっている。今週は流す程度となり栗東坂路で4F57秒8-1F13秒0(馬なり)を計時。重苦しさはなく、ラストは自然にギアを上げることができていたあたりは好感が持てる。初戦から順当に上昇。
ルチアーナミノルは、先週の併せ馬でしっかり攻められており、輸送を控えた今週は軽めの調整となった。栗東坂路を単走。ゆったりと入り、促されたラストで上々の反応を示した。時計は4F56秒2-1F12秒3(馬なり)。好気配を保てているようだ。
ファンタジストは、栗東坂路を単走。終いに負荷を掛けられると豪快な伸びを見せた。時計は4F54秒0-1F11秒8(強め)。中間は入念な調整ぶりが目に付き、着実に上向いている。
■9月1日に札幌競馬場で開催される札幌2歳S(GIII、芝1800m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
クラージュゲリエは先週速い時計を出しており、今週は確認程度。札幌ダートコースで2歳新馬と併せ馬を行った。馬なりのまま先行する相手をロックオンすると、手応えたっぷりのまま抜き去って2馬身の先着。反応、伸びともに抜群で初戦を使われての上積みは顕著だ。
ウィクトーリアは、同じレースに出走するナンヨーイザヨイ、そして2歳1勝馬と札幌芝で3頭併せ。田辺騎手が騎乗したウィクトーリアは最後方を進み、外へ持ち出されると馬なりのままそれぞれに併入を果たしている。初戦はレコード勝ちで、中間は軽め調整とあって大幅上積みはどうかも、この馬なりに好調維持だろう。藤岡佑騎手が騎乗したナンヨーはウィクトーリアにアオられる格好となったが、脚捌きには力強さがあった。前走以上の状態か。
ラブミーファインは、池添騎手を背に札幌ダートを単走。終い重点に伸ばされ、まずまずの反応を見せた。全体的に溜めの利いた走りで、やはりこれぐらいの距離が良さそうな雰囲気。
アフランシールは、岩田騎手を背に札幌芝コースで3歳馬とスパーリング。一杯まで追われた相手を圧倒し、抜群の切れ味から4馬身の先着を果たしている。ひと息入ったが、デキは申し分ない。
ナイママは、先週日曜に五十嵐冬騎手を背に門別の本馬場で追われたのが実質の最終追い。テンからスピードに乗っていくと、ラストも余力を残して鋭く伸びた。前走時以上の動き。
(Text:Nishimura)
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