ロンジンワールドベストレースホースランキング　上位4頭は変動なし　インターナショナルS優勝のロアリングライオンが3歳馬ではトップに

現地時間13日、IFHA（国際競馬統括機関連盟）は9月9日までに行われた世界の主要競走を対象とした、最新のロンジンワールドベストレースホースランキングを発表した。

今回発表されたランキングでは、130ポンドで世界ナンバーワンに立っているオーストラリアのウィンクス（牝7、豪・C.ウォーラー）をはじめ、上位4頭については前回のランキングから変わりはない。その一方、5位以下に関してはいくつかの変動があり、イギリスのインターナショナルS（ヨーク、GI、芝10F56y）を制したロアリングライオン（牡3、英・Jゴスデン）に127ポンドが与えられ、単独5位となった。なお、この数字は、ジャックルマロワ賞（ドーヴィル、GI、芝1600m）を制したアルファセントーリ（牝3、英・J.ハリントン夫人）の124ポンドを上回るもので、3歳馬としては世界一となる。

また、そのほかではパシフィッククラシック（デルマー、GI、ダ10F）をレース史上最大の着差となる12馬身半差で圧勝したアクセラレイト（牡5、米・J.サドラー）、昨年の凱旋門賞以来だった今月8日のセプテンバーS（ケンプトンパーク、GIII、AW12F）で復帰戦を飾ったエネイブル（牝4、英・Jゴスデン）に、それぞれ126ポンド、125ポンドが与えられ、前者が単独6位、後者が7位タイに順位を上げた。

JRA調教馬については、新たにランキング上位に掲載された馬はおらず、スワーヴリチャード（牡4、栗東・庄野）が依然としてトップをキープ。レーティングも121ポンドで変わりはないが、順位は前回の17位タイから20位タイへ下げた。そして、120ポンドのミッキーロケット（牡5、栗東・音無）が27位タイで続いている。

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