おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[セントウルS]ファインニードル、ラブカンプー[京成杯AH]ヒーズインラブ[紫苑S]マウレアなど
■9月9日に阪神競馬場で開催されるセントウルS(GII、芝1200m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ファインニードルは、川田騎手が台風の影響で水曜に栗東入りできなかったため、木曜追いにスライド。同騎手を背に栗東坂路で単走、終い重点に仕掛けられると力強い伸びを見せ4F53秒0-1F12秒0(強め)をマークした。まだ良化の余地は感じさせるが、4カ月半ぶりの復帰戦としては上々の仕上がりと言える。
ラブカンプーは、栗東坂路で3歳500万下を目標にして最終スパーリング。降雨で馬場が渋っておりなかなかスピードに乗っていけなかったが、それでも力強く脚を伸ばし3馬身あった差をクビ差まで詰めたところでフィニッシュラインを迎えた。時計は4F54秒7-1F12秒7(一杯)と目立たないものの、馬場を考えれば上々。夏場の連戦になるが、ここで一杯まで追われる併せ馬を消化できたのは体調万全の証左だろう。高いレベルで好調をキープできている。
アサクサゲンキは、松山騎手を背にオープン馬サンライズノヴァと併せ馬。1馬身先に行く相手を見ながら序盤はゆったり入り、ラストで仕掛けられると併入に持ち込んでいる。時計は4F54秒4-1F12秒7(強め)と平凡だが、夏場の中2週を考えれば評価できる。大幅上積みはどうかも、この馬なりに安定。
ダイアナヘイローは、栗東CWで長め7Fからの時計と意欲的な追い切りを行った。序盤からスピードに乗っていき6Fで76秒0の超抜時計。終いも止まらず3F38秒2-1F13秒4(一杯)でまとめており、中2週ながら攻め気配は抜群と言える。大きく変わってきそうだ。
レジーナフォルテは、美浦ウッドで単走。終い重点に促され、上々の伸びを見せた。短期放牧からの帰厩後速い時計は、これを含めて2本だけだが数字以上の活気を感じさせる動き。緩みはなく、一連の好調維持だ。
アドマイヤゴッドとブラヴィッシモの須貝厩舎勢2騎は、栗東坂路でスパーリングを行った。畑端騎手(レースは和田騎手を予定)が騎乗したブラヴィッシモが先導し、北村友騎手鞍上のアドマイヤが追走する形。目一杯負荷を掛けられたブラヴィッシモをアドマイヤは楽にアオり、脚色圧倒で先着を果たした。時計はアドマイヤゴッドが4F52秒2-1F13秒6(馬なり)、ブラヴィッシモが4F524-1F13秒7(一杯)。いずれも終いを要しているが、馬場が渋った影響で懸念視は不要だろう。アドマイヤゴッドは使われている勢いをしっかりキープ。見劣った格好のブラヴィッシモだが、この馬なりに悪くない動きで長期休み明けを2回使われ、一定の上積みはありそう。
グレイトチャーターは、幸騎手を背に栗東坂路で終いだけを伸ばされる内容。ラストまで楽な手応えを保ったまま、4F53秒8-1F12秒2(馬なり)と軽快に伸びた。小倉遠征から中2週だが、先週も速い時計を出せているのは好感。ひと息入っていた前走からグンと良化を果たしたか。
■9月9日に中山競馬場で開催される京成杯AH(GIII、芝1600m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
ヒーズインラブは、藤岡康騎手を背に栗東CWで単走。序盤からある程度出していき、終いにしっかり負荷を掛けられると豪快な伸びを見せた。常に稽古では走る馬だが6F全体で81秒7、終い3F37秒9-1F12秒2(一杯)という時計は、4カ月ぶりと考えれば申し分ない。万全の態勢。
ワントゥワンは、栗東DPで単走。夏場に稼動しており、先週に併せ馬を消化していることもあって反応を確かめる程度の内容だったが、楽にラスト1F11秒5と素軽い走りを見せた。一連の好調を維持できているようだ。
ロジクライは、浜中騎手を背に栗東坂路で1000万条件のアディラートと最終スパーリングを行った。稽古駆けする相手を目標にして、早めにキャッチアップ。促されたラストでスッと抜け出し、相手に抵抗させることなく3馬身の先着フィニッシュを果たした。時計は4F51秒1-1F12秒7(強め)。先週も4F50秒7の猛時計を叩き出しているし、久々だった前走から大幅上昇か。
ミッキーグローリーは、栗東坂路で3歳1000万下を4馬身追走。手応え優勢で併入に持ち込み、時計は4F51秒8-1F12秒8(強め)をマークした。先週は坂路の自己ベストを更新しており、2カ月ぶりとは思えない絶好の状態にある。
ロードクエストは、美浦ウッドで後続2頭を引き連れる格好の併せ馬。余力たっぷりのまま進み、先行先着を果たした。関屋記念から中3週とあって、時計こそ平凡ながら活気は十分。順当に気配は上昇している。
ストーミーシーは、美浦ウッドで500万条件馬を追走。終いに気合いを入れられると、脚力の違いを見せ付けるように相手をねじ伏せ先着を果たした。ここまでいささか動きに鈍さがあったが、このひと追いで態勢整ったようだ。
ウインガニオンは、栗東坂路で追われ4F52秒0-1F13秒3(一杯)と悪くない時計をマーク。先週もしっかり追われ好時計を出しており、夏場に連戦しているダメージはなさそう。この馬なりに良化気配は感じられる。
■9月8日に中山競馬場で開催される紫苑S(GIII、芝2000m)へ出走を予定している各馬の最終追い切りが行われた。
マウレアは、嶋田騎手(レースは武豊騎手)を背に美浦ウッドで500万条件馬を2馬身追走。降雨で走りにくい馬場だったが、それをものともせず相手をアオり半馬身の先着を果たした。先週はセダブリランテスと互角の走りを見せるなど、ここまでの調整は順調。力を出せる態勢に仕上がっている。
堀厩舎のアヴィオールとオハナは、美浦ウッドで最終スパーリングを行った。時計は4Fからで直線ではアヴィオールが外、オハナが内に進路を取りお互い楽な手応えで併走。ゴール前でオハナが若干だけ抜け出し半馬身の先着フィニッシュを果たしている。見劣った格好のアヴィオールだが札幌で1回使われており、無理をさせなかったもの。順調だろう。3カ月半ぶりのオハナは入念に攻められており、いい仕上がりだ。
パイオニアバイオは、木幡巧騎手(レースは北村宏騎手)を背に美浦ウッドで併せ馬。オープン馬プロトコルをアオって併入に持ち込んだ。相手はそこまで稽古駆けしないタイプとは言え、格上馬を圧倒するあたり気配の良さは申し分ない。先週はエンジニア(新潟記念4着)に食い下がる動きを見せていたし、3カ月ぶりとは思えない絶好の状態に仕上がった。
ロサグラウカは、先週の併せ馬でほぼ仕上がっており、今週は反応を確かめる程度。美浦ウッドで障害未勝利を追走し、あっさり追走先着を果たしている。四肢を柔軟に使えており、時計以上の迫力があった。オークス以来だが、自分の力はしっかり出せそうな雰囲気。
サラスは栗東坂路を単走。終いに負荷を掛けられ、4F53秒6-1F12秒5(一杯)をマークした。この最終追いを含めて帰厩以来一杯まで追われる稽古を4本消化と、調整は意欲的。大型馬の休み明けになるが、力を出してきそう。
(Text:Nishimura)
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