おしらせ
【先週のお別れ】カネヒキリ代表産駒2頭が登録を抹消
[9月21日抹消]
アルタイル(牡6、美浦・手塚)
通算成績
38戦7勝
天羽禮治牧場(北海道沙流郡日高町)生まれのカネヒキリ産駒で、ミツバ(マーキュリーC連覇、JCBクラシック3着)とともに父のファーストクロップ(2012年産)を代表する1頭として活躍した。
マイル前後のダートを主戦場に中団差しの型を得意とした馬で、オアシスS(2017年4月)&ポルックスS(2018年1月)の2オープンを勝利(負かした相手はともにセンチュリオン)。生憎タイトルには手が届かなかったものの、ノンコノユメはじめ、ホワイトフーガやカフジテイク、インカンテーションら一級馬とも五分に渡り合うほどの実力を誇った。
なお、中央所属ラストランは9月16日のラジオ日本賞で6着。今後は大井に移籍し、現役を続行する見込みだ。
[9月22日抹消]
ディオスコリダー(牡4、栗東・高橋忠)
通算成績
13戦5勝
こちらは母系にスキャン&カーリアンが名を連ねるカネヒキリ3世代目の産駒。ソツのない好位抜け出しの策を持ち味にダート短距離で適性を示し、3歳春(2017年)にはドバイへと渡った(GIIIマハブ・アルシマール7着、GIドバイゴールデンシャヒーン11着)ほど。帰国後は8月の苗場特別・11月の西陣Sを楽勝したほか、国内重賞初挑戦となった年末のGIIIカペラSで、中団外追走から直線内へ切れ込むようにして鋭伸し、GI馬スノードラゴン&コーリンベリー、現浦和の強豪ブルドッグボスらを一蹴。今後への期待を抱かせるに足る好内容で、シーズンを終えた。
ただ、本年春先に骨折したうえ、9月のエニフSでもレース中に両トモを落鉄し、右前の蹄骨を骨折(10着)。厩舎公式サイトでは「馬自身がパワーを付けてきて、骨が耐えきれないほどの衝撃で脚を馬場に叩き付けたものだと思います。並外れたパワーがボディーの受けとめられる範疇を超えてしまったということでしょうか」と評しているが、まさに“走る馬ほど故障する”との言葉の地をいくような結果となってしまった。
残念ながら、競馬への復帰は難しいとのことで、登録抹消の手続きが取られることに。今後の行き先は現段階で未定となっている。
▽【ディオスコリダー】
父カネヒキリ
母エリモトゥデイ
母父ワイルドラッシュ
通算17戦4勝
《重賞勝鞍》
2017年 カペラS(GIII)
9月17日~9月23日までの登録抹消は他211頭。
(Text:Uehara)
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