おしらせ
【先週のお別れ】ヴォルシェーブ&ナムラシングンらが登録抹消に
[9月14日抹消]
ヴォルシェーブ(牡7、栗東・友道)
通算成績
17戦6勝
佐々木主浩オーナー×友道康夫調教師×ノーザンファーム出身という組み合わせで、父ネオユニヴァース、祖母ウインドインハーヘア、半兄はNHKマイルC3着のリルダヴァル。3冠馬ディープインパクトが叔父にあたり、近親にはダービー馬レイデオロや樫3着アドマイヤミヤビ、帝王賞勝ちのゴルトブリッツなど活躍馬がズラリと並ぶ豪華ファミリーの出自だ。
競走馬としては17戦6勝、馬券圏70%を誇りはしたが、2度に渡る脚部不安で結果大成はならず。ただ、2016年11月のアルゼンチン共和国杯でシュヴァルグラン(ジャパンC勝ち)、アルバート(ステイヤーズS3連覇)に次ぐ3着(0秒1差)、2017年5月の目黒記念でフェイムゲーム(天皇賞・春2着、重賞6勝)に次ぐ2着(0秒1差)としたように、力はまずもって非凡。優に重賞レベルにあったと評して差し支えないだろう。
また、2013年10月の2歳新馬戦、2014年6月の芦ノ湖特別(4カ月ぶりの実戦)で勝利を挙げたほか、2016年7月の準OP・マレーシアC(1年5カ月の休養明け)でいきなり勝ち馬と同タイムの2着、2017年5月のOP・メトロポリタンS1着(5カ月の休養明け)など、やたら鉄砲駆けするのが特徴的な馬でもあった。生涯獲得賞金は1億6016万5000円。新天地での活躍に期待したい。
[9月14日抹消]
ナムラシングン(牡5、栗東・高野)
通算成績
12戦3勝
ミナガワマンナ(菊花賞)やチョウカイキャロル(オークス)、インカンテーション(重賞6勝)らと同じ、谷川牧場(北海道浦河町)の生まれで、父はヴィクトワールピサ。2017年の皐月賞で1番人気(7着)に推されたファンディーナは本馬の1つ下の妹にあたる。
こちらもヴォルシェーブ同様ノンタイトルで終わりはしたが、3歳シーズンとなる2016年2月のつばき賞でのちの宝塚記念馬ミッキーロケット&秋華賞2着馬パールコードを撃破。続く若葉Sではアドマイヤダイオウとの壮絶な追い比べを展開し(タイム差なし2着、後続には8馬身差)皐月賞切符を獲得。本番ではディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンド、エアスピネル、リオンディーズら超一級馬相手に、堂々4角で先頭に並びかけ、直線一瞬はあるかの内容(7着)。確かな力を世に示した。
ただ、古馬シーズンとなった2017年5月の準OP・下鴨S4着後に脚部の不安から長期の休養へ。1年以上が経過したものの、残念ながらカムバック叶わず。このたび中央登録抹消の運びとなっている。今後の行き先は現時点では不明。
9月10日~9月16日までの登録抹消は他174頭。
(Text:Uehara)
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