おしらせ
【地方競馬トピックス】2日金沢で白山大賞典 ミツバ、センチュリオン、ドンフォルティス登場
10月2日、金沢競馬場で交流重賞・白山大賞典(JpnIII、ダ2100m)が開催される。本競走はJRA所属馬が5頭、迎え撃つ地方所属馬は6頭が出走予定だ。発走は16時30分。
中央OP3勝、盛岡・マーキュリーC連覇の実績を誇るのがミツバ(牡6、栗東・加用)。金沢初遠征にはなるが、逃げ差し自在の脚質で小回りを利しての早め進出が得意なクチだけに、立ち回りの巧さを求められる当2100mコースはむしろドンピシャでフィットする可能性も。なお、松山騎手が跨った28日のウッド追いでは、下の悪い中6F82秒ジャスト、4F51秒8、終い1F11秒8(一杯)を叩きだしており、具合いはいい様子。加えて別定55キロで挑めるとあらば、いいパフォーマンスに期待が持てるだろう。上位争いは必至か。
マーチS覇者センチュリオン(牡6、美浦・田村康)が久々の登場。昨秋より完全本格化を遂げており、力量そのものはここでも屈指といったところ。稽古で動かないのは毎度のことながら、量はきっちりこなせていて、一応の態勢は整っているようだ。ただ、地方の砂は初めてで、かつズブさが内包していて、動かしづらい一面のある馬。また、パワー型だけに時計の速い決着は不利。トリッキーな金沢コースをどう捌いてくるだろうか。
活きのいい3歳2騎にも注目だ。グリム(牡3、美浦・田村康)は、時には逃げの手も打てる好位差しの型を得意とし、GIIIレパードS勝ち含むダート6戦4勝の成績。敗れた2戦にしても、ともに直線の進路を断たれてのもので、まだまだ底が割れていない魅力がある。古馬初対戦にはなるが、前走で負かしたヒラボクラターシュ(その後、古馬相手にOP勝ち&シリウスS4着)を物差しにすれば、十二分にやれる算段は立つはずだ。一方、差し脚鋭いドンフォルティス(牡3、栗東・牧浦)は、ここ2戦でパフォーマンスを下げているが、夏負けの嫌いもあったよう。当然立て直されており、先月26日のウッド追いでは馬なりまま終い1F12秒ジャストといい動きを見せた。かつては怪物ルヴァンスレーヴにあと一歩のところまで迫った馬で地力のほどは確か。決して器用なタイプとは言い難いが、ここは前回から4キロ減斤量52キロで出られるだけに、見直してみる価値十分だろう。
これら相手に、地方重賞15勝を誇る雄・カツゲキキトキト(牡5、愛知・錦見勇)がどこまでやれるか。白山大賞典は3年連続の出走で、昨年は強豪インカンテーションに次ぐ2着と適性は十分。ローテも昨年同様で引き続きの好調をキープしているよう。当地経験値の高さで上位進出を狙う。
(Text:Uehara)
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