15年有馬記念Vゴールドアクターが引退　種牡馬入りへ

2015年の有馬記念（GI、芝2500m）など重賞4勝のゴールドアクター（牡7、美浦・中川）が、現役を引退することが明らかになった。なお、今後は北海道新冠の優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。

同馬は2008年のジャパンカップ優勝馬スクリーンヒーローの産駒で、2013年11月にデビュー（7着）。2014年1月の3戦目に初勝利を挙げると、同年10月に行われた菊花賞で3着に好走。その後放牧を挟み、2015年7月に復帰を迎えると1000万下、1600万下を連勝し、11月のアルゼンチン共和国杯を1番人気で勝利。重賞初制覇を遂げている。続く有馬記念は8番人気の評価に過ぎなかったが、キタサンブラック、ラブリーデイ、ゴールドシップらを相手にGI初勝利を達成。以降は2016年の日経賞とオールカマーを優勝し、2017年の宝塚記念では2着に入線。中央所属ラストランは本年9月のオールカマーで11着。

▽【ゴールドアクター】
父スクリーヒーロー
母ヘイロンシン
母父キョウワアリシバ
通算24戦9勝

《重賞勝鞍》
2016年　オールカマー（GII）
　　　　日経賞（GII）
2015年　有馬記念（GI）
　　　　アルゼンチン共和国杯（GII）
（Text：Ito）

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