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【今日の出来事】伊藤圭調教師がJRA通算500勝を達成/石橋脩騎手がJRA通算1万2000回騎乗を達成/高柳大調教師がJRA通算100勝を達成/植野騎手が引退 今後は中竹厩舎で調教助手に/ワイドのJRA史上最高配当記録を更新/斎藤騎手が騎乗停止

■中山競馬第2R・2歳未勝利でタマモロック(牡2)が1着となり、同馬を管理する伊藤圭三調教師(59、美浦)は1998年3月7日の管理馬初出走以来、6893戦目でJRA通算500勝を達成した。現役では24人目の記録。500勝のうち重賞は、2000年・2001年アンタレスS、2002年・2003年平安S(いずれもスマートボーイ)、2002年フェアリーS(ホワイトカーニバル)など7勝。

同調教師は「馬主様、牧場の皆様、ファンの皆様のおかげで500勝まで到達することができました。これからも、スタッフや騎手、獣医師、装蹄師、馬具屋の皆様の力をお借りして次の一勝に向けてまた精進してまいります」と、JRAを通じてコメントしている。

■中山競馬第4R・2歳未勝利で石橋脩騎手(38、美浦・フリー)がエブアンドフロウに騎乗し、2003年3月1日の初騎乗以来、JRA通算1万2000回騎乗を達成した。現役では20人目、史上32人目の記録。JRA通算805勝。重賞は2012年天皇賞・春(ビートブラック)、2017年阪神JF(ラッキーライラック)のGI2勝を含む23勝。

■阪神競馬第5R・障害3歳上未勝利でエナジーロッソ(牝4)が1着となり、同馬を管理する高柳大輔調教師(45、栗東)は2018年3月3日の管理馬初出走以来、1226戦目でJRA通算100勝を達成した。現役では152人目の記録。100勝のうち重賞は、2021年チャンピオンズC(テーオーケインズ)のGI1勝を含む4勝。

同調教師は「開業した当初は1勝できるのかという心配をずっとしていましたが、このように100勝を達成できたのは、馬主様、スタッフ、ファンの皆様のおかげだと思っています。これからも一頭一頭大事に育てていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■阪神競馬第5R・障害3歳上未勝利でアスタースウィングに騎乗した植野貴也騎手(47、栗東・フリー)が現役最後の騎乗を終えた。結果は2着だった。1994年3月にJRA騎手デビュー。JRA通算3506戦242勝(平地2152戦107勝、障害1354戦135勝)。重賞は1999年小倉サマージャンプ(ロングイカロス)、2009年阪神ジャンプS(マヤノスターダム)、2016年新潟ジャンプS(タイセイドリーム)、2019年京都ハイジャンプ(シゲルヒノクニ)など6勝。今後は栗東・中竹厩舎で調教助手となる予定。

同騎手は「今日は皆さんお集まりいただきまして、ありがとうございました。引退は少し早いなと思いながらも、この29年間は短いようで長いような感じでした。今後は障害の練習で築いてきた技術を活かして、お世話になる中竹先生のところで、平場の馬でも良い状態で競馬場に送り出せるように頑張りたいと思います。今後も障害ジョッキーも他のジョッキーも、そして競馬界もよろしくお願いします。今日はありがとうございました」と、JRAを通じてコメントしている。

■中山競馬第7R・3歳上1勝クラスは1着15番トロワシャルム(12番人気)、2着16番デリシュレーヌ(6番人気)、3着13番ヴォーグマチネ(16番人気)で決まり、ワイド13番-15番の払戻金が16万620円(120通り中119番人気)となった。これは2017年12月3日の中京競馬第7Rで記録された12万9000円を上回り、ワイドのJRA史上最高配当となった。

■阪神競馬第6R・2歳新馬で、最後の直線コースにおいてプールファムが外側に斜行し、デルレイビーチ、ロンシャンクイーン、ピピオラの進路が狭くなった。この件につき、プールファムに騎乗していた斎藤新騎手(21、栗東・安田隆)は、開催4日間(1月14日、15日、21日、22日)の騎乗停止処分が科せられた。
(Text:Hattori)

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