おしらせ
【今週の重賞】[阪神C]グレナディアガーズやダイアトニックなどコース巧者が集結
■12月24日、競馬場で第17回・阪神C(GII、芝1400m)が行われる。
グレナディアガーズ(牡4、栗東・中内田)が連覇を狙う。昨年は前年の勝ち馬ダノンファンタジーや同世代のライバルも多くメンバーが揃っていたなかで、馬群の中ほどを進み、直線を迎えると外に持ち出されて豪快に脚を使い鮮やかな差し切りを決めた。年が明け今年の高松宮記念へ出走し結果は12着。しかし勝ち馬には0秒5差で、初の1200mだったことを思えば悲観する内容ではない。続く6月の英アスコットのGI・プラチナジュビリーSは初の海外遠征が影響したか19着に大敗。帰国後は熱発を発症し、予定していたスワンSを回避することになった。しかし2週前はCW単走で長めに追って6F84秒7-1F11秒1、1週前はCW併せ馬で6F79秒6-1F11秒3(先着)とまとめており、体調は万全のレベルにありそう。力を発揮したとは言えない今年一年の鬱憤を晴らすような復活Vに期待したい。
ダイアトニック(牡7、栗東・安田隆)は10月のスワンSを勝利し、勢いそのままに2連勝を狙う。4歳時に出走したスワンSを勝利し、5歳になりようやく軌道に乗ったところで骨折を発症。約1年の長期休養を余儀なくされた。6歳夏のキーンランドCで復帰し、今年の京都金杯では勝ち馬に0秒1差の4着に健闘すると、続く阪急杯で待望の重賞2勝目を飾った。その後のGI戦線では着順こそ落とす場面はあったが、勝ち馬には大きく離されておらず好調ぶりをアピール。8歳を迎えようとしている今も衰えを感じさせない。阪神コースは【3.0.1.0】、1400m戦は【7.1.1.0】と馬券外に沈んだことがなく、前走時同様に絶好の舞台。連勝で3つ目のタイトル獲得も十分可能だ。
マイルCSから巻き返しを期すのはロータスランド(牝5、栗東・辻野)。前めにつける積極策でソダシをマークして進み、内から脚を伸ばすも8着。しかしながら直線半ばで一旦は先頭に躍り出るなど見せ場を作り、勝ち馬とは0秒4差と力を示した。今年の高松宮記念2着など直近の実績からここでは能力上位。ひと雨あればチャンスが広がりそうだ。
キングエルメス(牡3、栗東・矢作)はNHKマイルC6着後に夏は英、仏と海外で連戦。帰国後初戦のキャピタルSでは6着に終わったが、大外枠から序盤に脚を使う形になりながらも勝ち馬とは0秒2差と差のない競馬ができた。終いの伸びに物足りなさを感じたが、海外帰りでコンディションが万全ではなかったか。テンのスピードがあり、先行力を活かした走りができるので、内めの枠をゲットできれば力を出し切れそうだ。
他にも、芝・ダートを問わない実力馬バスラットレオン(牡4、栗東・矢作)、キャピタルSでは豪快に脚を伸ばして2着したトリプルエース(牡5、栗東・斉藤崇)や、重賞初挑戦だったスワンSで3着に好走したルプリュフォール(セ6、栗東・松永幹)などがエントリー。得意コースでタイトル奪取を目論む馬が揃った注目の一戦だ。
(Text:Funaki)
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