重賞2勝ゼーヴィントが引退

2017年の七夕賞（GIII、芝2000m）など重賞2勝のゼーヴィント（牡5、美浦・木村）が、宝塚記念以降に発症した屈腱炎の回復が思わしくないことから、近日中にJRAの競走馬登録抹消、現役引退となることがわかった。オーナーサイドであるシルクレーシングのHPで発表されたもの。

同馬は芝短距離のオープン特別を3勝したシルキーラグーンを母に持ち、中央5勝ザイディックメアの半弟にあたる。2015年11月にデビューし、翌2016年3月に初勝利。同年5月のプリンシパルSでは3着に敗れ、日本ダービー出走は果たせなかったが、重賞初挑戦だった同年7月のラジオNIKKEI賞（GIII、芝1800m）を1番人気で快勝。以降は3戦連続で重賞2着が続いたが、2017年7月の七夕賞で重賞2勝目を挙げていた。その後に骨折が判明し、本年3月に戦線復帰したばかりだった。ラストランは本年6月の宝塚記念で14着。

▽【ゼーヴィント】
父ディープインパクト
母シルキーラグーン
母父ブライアンズタイム
通算13戦4勝

《重賞勝鞍》
2017年　七夕賞（GIII）
2016年　ラジオNIKKEI賞（GIII）
（Text：Ito）

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