ウインガニオンが引退

20日の富士Sで16着に敗れたウインガニオン（牡6、栗東・西園）につき、レース後の検査で右前脚剥離骨折が判明（全治3カ月）。このまま現役から退くことが、所属するウインレーシングクラブより発表された。

同馬は、父がステイゴールド、兄に重賞3勝シルクメビウスを持つ良血の出自。4歳シーズンとなる2016年夏場に頭角を現し条件戦3連勝を遂げると、翌年春先には谷川岳S、パラダイスS、そして7月の中京記念（GIII、芝1600m）でオープン3連勝を達成。同年8月の関屋記念では2着に入る健闘を見せ、2017サマーマイルシリーズ覇者となった。なお、今後は乗馬になる予定。

▽【ウインガニオン】
父ステイゴールド
母チャンネルワン
母父ポリッシュネイビー
通算31戦8勝

《重賞勝鞍》
2017年　中京記念（GIII）
（Text：Uehara）

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