おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】2016年菊花賞の勝ち馬サトノダイヤモンドの全弟がデビュー
■10月20日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)では、日本ダービー、ジャパンCなどGI7勝ウオッカの仔タニノミッション(牝2、栗東・中竹)がデビューを迎える。半姉は中央4勝のタニノアーバンシー、半兄は中央4勝のタニノフランケル。父Invincible Spiritは英GIスプリントCの優勝馬。種牡馬としては日本では芝短距離路線で6勝を記録したイッテツを輩出した。本馬はここまで坂路中心の攻めを消化し、15日に栗東坂路で4F53秒5(馬なり)をマーク。直前は4F56秒7-1F13秒2(馬なり)と終い重点の内容。余力十分に駆けていて態勢は十分。鞍上はJ.モレイラ騎手が務める。
▽【タニノミッション】
父Invincible Spirit
母Vodka
母父Tanino Gimlet
■同じく10月20日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝2000m)では、2016年の菊花賞、有馬記念を制したサトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシス(牡2、美浦・堀)が始動。半姉のリナーテは先週白秋Sを勝利しオープン入りしたばかり。母マルペンサはアルゼンチンのGI競走を3勝。本馬はここまでウッド、坂路で交互に時計を重ね、今週はレースでも騎乗するJ.モレイラ騎手を背に美浦ウッドで4F53秒6-1F12秒6(馬なり)を記録。併せた古馬1000万に見劣りすることなく、力強い伸びを見せ態勢は万全。
▽【サトノジェネシス】
父ディープインパクト
母マルペンサ
母父Orpen
■同じく10月20日の京都競馬場第4R・メイクデビュー京都(新馬、ダ1800m)では、ゴールドアリュールの産駒ゴールドラグーン(牡2、栗東・斉藤崇)が初陣に挑む。母レディマールボロは米GIIIの優勝馬。叔父に英GIIIで2着に入ったブリッジオブゴールドがいる。本馬は坂路で好時計を重ねていて、今週は栗東坂路で4F53秒3-1F12秒3(一杯)を計時。1週前に比べ終いの切れが増し、態勢は整った。鞍上は古川騎手。
▽【ゴールドラグーン】
父ゴールドアリュール
母レディマールボロ
母父Smoke Glacken
■同じく10月20日の京都競馬場第5R・メイクデビュー京都(新馬、芝1400m)では、クラスターC勝ちオウケンビリーヴ、ユニコーンS2着バトードールの全妹エールドール(牝2、栗東・西園)がデビュー。エリザベス女王杯勝ちのトゥザヴィクトリーら一族には重賞好走馬が多数だ。本馬は9月中旬から時計を出し始め、今週は本番でも騎乗する和田騎手を背に栗東坂路で4F51秒5-1F12秒7(一杯)をマーク。古馬1000万をアオる動きを見せ1馬身先着。攻めの過程に抜かりはない。
▽【エールドール】
父クロフネ
母ビスクドール
母父サンデーサイレンス
■同じく10月20日の京都競馬場第6R・メイクデビュー京都(新馬、ダ1400m)では、カネヒキリの産駒シンゼンマックス(牡2、栗東・飯田祐)がデビュー戦に臨む。半兄は中央3勝のシンゼンドリームで、祖母シアトルスペシャルは仏GII3着馬。本馬は9月中旬に再入厩を果たすと、以降坂路、ウッドで交互に時計を重ね、直前は栗東坂路で4F52秒9-1F12秒4(一杯)を記録。坂路の動きだけではなくゲートの速さも特徴的で短距離戦が向きそうだ。鞍上は秋山騎手が務める。
▽【シンゼンマックス】
父カネヒキリ
母スプリングシティ
母父Seeking the Gold
■10月21日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)では、ロードカナロアの産駒インバウンド(牝2、美浦・林)がデビューを迎える。母ハイドバウンドはアルゼンチンのGI競走で2着に入り、GIII競走で2勝の実績。本馬は9月中旬から1カ月間乗り込みを重ね、今週はレースでも跨る武士沢騎手を背に美浦坂路で4F53秒7-1F12秒1(馬なり)を計時。古馬500万に余裕をもって併入して動きの良さが目立つ。
▽【インバウンド】
父ロードカナロア
母ハイドバウンド
母父Grand Slam
■同じく10月21日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)では、外国産馬のコスモロビンソン(牡2、美浦・水野)がデビュー。父テイクチャージインディは現役時代に米GIフロリダダービーを優勝。現在は韓国で種牡馬生活を送っている。祖母チュートリアルは米GIII3着馬だ。本馬はここまで美浦ウッド中心の調教をこなし、今週はレースでも跨る丹内騎手を背に4F54秒1-1F13秒0(馬なり)をマーク。追われるごとに反応が良化してきた印象だ。
▽【コスモロビンソン】
父Take Charge Indy
母Lesson Plan
母父Forestry
■同じく10月21日の京都競馬場第4R・メイクデビュー京都(新馬、芝1200m)では、外国産馬のワールドウォッチ(牡2、栗東・藤岡)が登場。父は英重賞3勝、英GIジュライC2着のイフラージ。父の産駒にジャックルマロワ賞などマイルGI4勝のリブチェスターがいる。祖母は仏重賞馬バルドウィナ。本馬の叔母に桜花賞馬ジュエラー、フィリーズRなど重賞4勝ワンカラットがいる。当初は7月中旬のデビューを予定していたが、仕上げ直しの形で9月下旬に再入厩。以降は順調に攻め馬を消化し、今週は城戸騎手(レースはJ.モレイラ騎手)を背に栗東ウッドで6F83秒5-1F12秒4(一杯)を記録。併せた相手には遅れたが時計自体は上々。態勢は整った。
▽【ワールドウォッチ】
父Iffraaj
母Baldovina
母父Tale of the Cat
■同じく10月21日の京都競馬場第4R・メイクデビュー京都(新馬、芝1200m)では、マイラーズCなど重賞2勝ワールドエースの全弟ワールドプレミア(牡2、栗東・友道)がデビュー。母マンデラは独オークスで3着に入線。叔父マンデュロはジャックルマロワ賞など欧州でGIを3勝。本馬は9月初旬から1カ月半かけて入念な乗り込みが行われ、1週前には藤岡康騎手(本番は武豊騎手)を背に栗東坂路で4F52秒台の時計をマーク。今週は終い重点の内容にとどめたが、ディープ産駒特有の瞬発力が目立っていた。
▽【ワールドプレミア】
父ディープインパクト
母マンデラ
母父Acatenango
■同じく10月21日の新潟競馬場第5R・メイクデビュー新潟(新馬、芝1600m)では、ハーツクライの産駒パンドラ(牝2、栗東・池添学)がデビュー戦に挑む。母イプスウィッチは仏GIIIで2着2回の実績。祖母インペリアルビューティは仏GIアベイユドロンシャン賞の勝ち馬だ。本馬は10月初旬から速い時計を出し、11日にはレースでも跨る川又騎手を背に栗東ウッドで6F84秒3-1F12秒4(馬なり)を計時。併せた既走馬に2馬身先着している。今週は坂路で終い重点の内容をこなし態勢は整った。
▽【パンドラ】
父ハーツクライ
母イプスウィッチ
母父Danehill Dancer
(Text:Ito)
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