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【今週の新馬戦・注目馬】リアルスティール全妹、ロードカナロア全弟、ジェンティルドンナの初仔ら良血馬が今週もデビュー

ジャパンC連覇などGI7勝の名牝ジェンティルドンナ(※写真)の初仔モアナアネラがデビュー。

■11月3日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1300m)では、外国産馬エヴァキュアン(牡2、栗東・中竹)がデビューを迎える。馬名の意味由来はフランス語の避難から。父はストリートクライの直仔ストリートボス。現役時代に米GIを2勝し、種牡馬としては米GIケンタッキーオークス優勝馬を輩出。母系に目を向ければ伯父に米GI勝ちのイエスイッツトゥルーがいる。本馬は10月初旬から1カ月間かけて乗り込みを行い、19日には栗東坂路で4F51秒0の好時計を記録。今週は栗東坂路で4F53秒台を叩き出しており、万全の態勢でデビュー戦に臨めそうだ。鞍上は福永騎手が務める。

▽【エヴァキュアン
父Street Boss
母Ever So
母父Medaglia d’Oro

■同じく11月3日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、芝1400m)では、タートルボウルの産駒ネリッサ(牝2、美浦・勢司)が初陣を迎える。祖母レディオブヴェニスは米GIIキャッシュコールマイルSなど重賞を3勝。伯父に京成杯2着のアクションスターがいる血筋。本馬は勢司厩舎の調整方針もあって、ここまでダート中心の調整。直前は美浦ダートで5F67秒5-1F12秒5(馬なり)を計時した。稽古での走りにはまだ余裕が感じられ、ここ2週で終いの反応がグンと良化した印象。鞍上は北村宏騎手。

▽【ネリッサ
父タートルボウル
母ポーシア
母父ディープインパクト

■同じく11月3日の京都競馬場第5R・メイクデビュー京都(新馬、芝1400m)では、ロードカナロアの産駒オウケンドーン(牡2、栗東・安田隆)が始動。母シーカーマは米芝GIIIの勝ち馬だ。本馬はここまでウッド、坂路を併用した乗り込みを消化し、1週前には栗東ウッドで終い1F11秒5の切れを披露。今週は栗東坂路で好時計を計時と調教過程に隙はない。鞍上は短期免許を取得し年末まで騎乗するC.デムーロ騎手。

▽【オウケンドーン
父ロードカナロア
母シーカーマ
母父Exchange Rate

■同じく11月3日の京都競馬場第6R・メイクデビュー京都(新馬、ダ1400m)では、スクリーンヒーローの産駒ブロードハースト(牝2、栗東・高柳大)が登場。祖母はシルクロードSなど重賞6勝のブロードアピールで、先週は同じ祖母をもつアックアアルタが新馬戦を快勝した。本馬はここまで坂路中心の稽古を重ね、今週はレースでも跨るするC.デムーロ騎手を背に栗東坂路で4F54秒0-1F12秒6(一杯)を計時。反応の良さが目立ち稽古の動きは上々だ。

▽【ブロードハースト
父スクリーンヒーロー
母ブロードピーク
母父ディープインパクト

■同じく11月3日の京都競馬場第7R・メイクデビュー京都(新馬、芝1800m)では、ドバイターフ覇者リアルスティール、重賞2着2回プロディガルサンの全妹ラヴズオンリーユー(牝2、栗東・矢作)がデビュー。曾祖母はブリーダーズCマイル連覇など米英仏でGI10勝を記録した名牝ミエスク。伯母ルンペルシュティルツヒェンは仏2歳GIマルセルブサック賞勝ち、いとこに英GIヨークシャーオークス勝ちのタペストリーがいる。矢作厩舎らしく入厩後の乗り込み本数は少ないが、今週は本番でも跨るC.ルメール騎手を背に栗東ウッドで実戦並の攻め馬を消化。終いの切れが秀逸でレースでどれだけ弾けるのか楽しみ。

▽【ラヴズオンリーユー
父ディープインパクト
母ラヴズオンリーミー
母父Storm Cat

■11月4日の東京競馬場第4R・メイクデビュー東京(新馬、ダ1600m)では、キングカメハメハの産駒キングテセウス(牡2、美浦・木村)がデビューを迎える。半姉はスイートピーS勝ちのジェラシーで、母はフローラS、ローズSでともに2着のグローリアスデイズ。祖母は府中牝馬S2着のグレースアドマイヤ、伯父に阪神大賞典など重賞3勝のリンカーン、叔父に皐月賞勝ちのヴィクトリー、いとこが青葉賞勝ちのアドミラブルと牝系は実に豪華だ。調教ではそれほど目立った時計は出ていないが、乗り込み本数は豊富。デビューに向けた態勢は整っている。鞍上はC.オドノヒュー騎手。

▽【キングテセウス
父キングカメハメハ
母グローリアスデイズ
母父サンデーサイレンス

■同じく11月4日の東京競馬場第5R・メイクデビュー東京(新馬、芝1600m)では、2013年の年度代表馬ロードカナロアの全弟ロードオヒア(牡2、栗東・安田翔)が初陣を迎える。母レディブラッサムは中央5勝で、祖母サラトガデューは米GIガゼルHなどGIを2勝。本馬はクラブ法人のロードHCで総額8640万円にて募集された。9月下旬の再入厩後は順調に調教をこなし、今週は栗東坂路で4F53秒3-1F13秒5(一杯)を計時。併せたオメガパフュームに2馬身遅れてしまったが、相手はJBCクラシックで上位人気に推される1頭。2歳馬としては上々の動きだったと言える。鞍上は田辺騎手。

▽【ロードオヒア
父キングカメハメハ
母レディブラッサム
母父Storm Cat

■同じく11月4日の東京競馬場第6R・メイクデビュー東京(新馬、芝1800m)では、ともにGI2着の実績を誇るチェッキーノ、コディーノの全弟ヴァンランディ(牡2、美浦・藤沢和)が登場。母ハッピーパスは京都牝馬S勝ちで、伯母にマイルCS勝ちのシンコウラブリイ、伯父にエプソムC勝ちのタイキマーシャルがいる。本馬は藤沢和厩舎の管理馬らしく、速い時計こそ少ないが、坂路、ウッド、そして直前のポリトラックとここまで力強い脚捌きを披露。態勢は上々だ。鞍上はC.オドノヒュー騎手が務める。

▽【ヴァンランディ
父キングカメハメハ
母ハッピーパス
母父サンデーサイレンス

■同じく11月4日の京都競馬場第4R・メイクデビュー京都(新馬、芝1600m)では、ジャパンC連覇などGI7勝の名牝ジェンティルドンナの仔モアナアネラ(牝2、栗東・石坂)が始動。祖母は英GIチェヴァリーパークS勝ちのドナブリーニ、伯母は京都牝馬Sなど重賞2勝のドナウブルー。入厩後の時計の本数は少なめだが、1週ごとに時計を詰めていて、今週はレースでも跨るC.デムーロ騎手を背に栗東坂路で4F54秒3-1F13秒5(馬なり)を記録。併せた相手に1馬身先着し脚色にはまだまだ余裕がうかがえた。

▽【モアナアネラ
父キングカメハメハ
母ジェンティルドンナ
母父ディープインパクト

■同じく11月4日の京都競馬場第5R・メイクデビュー京都(新馬、芝2000m)では、シンボリクリスエスの産駒グリッサード(牡2、栗東・吉村)がデビュー。曾祖母はフサイチコンコルド、アンライバルドらGI馬を産んだ名牝バレークイーン、叔母に阪神JF2着、函館2歳S勝ちのアンブロワーズがいる血筋。本馬は9月中旬から一カ月以上かけて乗り込まれ、直前は栗東ウッドで6F84秒3-1F12秒0(一杯)を計時。併せた古馬オープンには遅れたが、相手に食らいついたことを褒めるべきだろう。鞍上はC.デムーロ騎手。

▽【グリッサード
父シンボリクリスエス
母アンナヴァン
母父エンドスウィープ
(Text:Ito)

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