JBCスプリント覇者ニシケンモノノフ引退

2017年のJBCスプリント（JpnI、ダ1200m）覇者ニシケンモノノフ（牡7、栗東・庄野）につき、11月13日付で競走馬登録を抹消することがJRAより発表された。

同馬はメイショウボーラー3世代目産駒のうちの1頭。2013年7月のデビューより、廣森久雄厩舎（北海道）、領家政蔵厩舎（栗東）、庄野靖志厩舎（栗東）を渡り歩き、4つのダート交流重賞を制覇した。なかでも2017年JBCスプリントでは、当時現役最強クラスの実力を誇ったコパノリッキー（日本競馬史上最多GI級11勝）を抑え頂点へ。近年のダート短距離戦線における中核を担う1頭として活躍した。ラストランは本年11月4日のJBCスプリントで8着。

なお、今後は北海道新冠町にある優駿スタリオンステーションで種牡馬になるとのこと。

▽【ニシケンモノノフ】
父メイショウボーラー
母グリーンヒルコマチ
母父アフリート
通算42戦12勝

《重賞勝鞍》
2017年　JBCスプリント（JpnI）
2013年　兵庫ジュニアグランプリ（JpnII）
2017年　北海道スプリントC（JpnIII）
2016年　兵庫ゴールドT（JpnIII）
（Text：Uehara）

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