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【先週のお別れ】16年金鯱賞2着馬/14年ファンタジーS3着馬らが登録抹消

[10月31日抹消]
パドルウィール(牡7、栗東・中尾)
通算成績
37戦4勝

2011年3月に白老ファームで産まれた芦毛の牡馬で、クリッとした眼が特徴的。父はクロフネ、母は地方1勝のレストレスハート。伯父に北米GIIペンシルベニアダービーなど重賞8勝のフリスクミーナウがいる。

デビューは2013年9月の阪神戦で12番人気の低評価を覆しクビ差2着。4戦目に勝ち上がると、5戦目に重賞の毎日杯に挑戦し、0秒2差の6着に善戦。アズマシャトル(小倉記念勝ち)、ステファノス(富士S勝ち、GI2着3回)らと小差の競馬を展開したように早い段階から能力の一端を見せていた。

ただし、追い込み一辺倒(後に脚質転換)の脚質が災いし4歳までは勝ち切れない競馬が多かった。5歳を迎えると脚質に幅が広がり、先行する競馬ができるようになったことで安定感が増した印象を受ける。

そんな同馬のハイライトと言えば、ヤマカツエース(金鯱賞連覇など重賞5勝)相手に2着に食い込んだ2016年12月の金鯱賞か。好枠を活かし2番手に付けると、残り300m地点で逃げたマイネルラクリマを捕えいったんは完全に抜け出す場面。惜しくもゴール板前でヤマカツエースにクビ差屈したが、格上挑戦とは思えない堂々とした競馬ぶりが印象深かった。

ラストランは本年10月の障害未勝利戦で6着。今後は乗馬に転身する予定。

[11月2日抹消]
ウインソワレ(牝6、栗東・宮本)
通算成績
39戦5勝

レッツゴードンキ、ミッキークイーンらと同世代の1頭で、父はロージズインメイ、母は中央3勝のコスモダンスナイト。遠縁に菊花賞勝ちのザッツザプレンティ、天皇賞・秋などGI2勝のバブルガムフェローがいる血筋。

速さが売りの競走馬でデビュー4戦目に勝ち上がると、続くファンタジーSでは半馬身+クビ差の3着に好走。3歳春にはチューリップ賞にも駒を進めていた。ただ、同競走以降は基本的に1200m戦か1400m戦に出走していたことから距離には限界があるタイプだったかもしれない。

1000万からの降級後はしばらく不振が続いたが、脚質を逃げに固定してからは成績が安定。5歳10月に1年8カ月ぶりに勝利を上げると、本年1月の1000万、2月の準オープンを連勝。2歳時に重賞で3着に食い込んだ実力は伊達ではなかったようだ。

オープン昇級後の4戦はいずれも大敗であったが、内2戦はハナをきっちりとり切りレースを主導。スピードは最後まで一級品だったように思う。

ラストランは本年10月の信越Sで6着。なお、今後は繁殖入りする予定。

10月31日~11月6日までの登録抹消は他59頭。
(Text:Ito)

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