エネイブルの現役続行が決定　史上初の凱旋門賞3連覇に挑戦

今年の凱旋門賞（パリロンシャン、GI、芝2400m）で同レース連覇を成し遂げたエネイブル（牝4、英・J.ゴスデン）が、来シーズンも現役を続行することが決まった。同馬のオーナーであるカリド・アブドゥラ殿下のレーシングマネージャーを務めるテディ・グリムソープ氏が明らかにしたもので、各国のメディアが揃って報じている。

エネイブルはここまで通算11戦10勝。今年は膝の故障によりシーズン前半を棒に振ったものの、復帰戦となった9月のセプテンバーS（ケンプトン、GIII、AW11F219y）から3連勝を飾り、凱旋門賞とBCターフ（チャーチルダウンズ、GI、芝12F）を制覇した。

なお、グリムソープ氏によると、現段階でエネイブルの2019年のローテーションは未定だが、最大目標は史上初の3連覇が懸かる凱旋門賞になるという。

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