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【先週のお別れ】変わった成績を残したマイネルラヴのめい/シルク冠名最後の1頭らが登録抹消

[11月7日抹消]
プエルトプリンセサ(牝5、美浦・小笠)
通算成績
27戦2勝

北海道浦河町にある伏木田牧場(GI2勝ファインモーションの購買者であり繋養先)で生まれた小柄な牝馬で、父が2010年JRA賞最優秀短距離馬キンシャサノキセキ、伯父に1998年のスプリンターズS覇者マイネルラヴという血統。アウトライアーズやゲマインシャフト、エマノンのオーナーとしても知られる丸山担氏の所有馬として2015年に競走馬デビューを果たした。

生涯での全成績は芝・ダート問わずの走りで27戦2勝。特段目立つ成績を挙げた訳では無かったものの、どうにもこうにも数字が偏る傾向にあったようで、デビューより5戦連続の4着を記録。2016年春先には3連続2着を経て、6月末の未勝利戦で待望の初勝利を遂げることに。その後も2連続5着を2度を挟み、本年3月の中京4歳上500万下を9番人気で勝利。それよりのちは2連続9着、3連続11着という変わった成績を残しターフへ別れを告げた。なお、今後は生まれ故郷で繁殖馬になる見込み。
(Text:Uehara)

[11月9日抹消]
シルクドリーマー(牡9、美浦・黒岩)
通算成績
56戦5勝

2009年4月に笠松牧場(過去にディープスカイを輩出)で生まれた。父は日本ダービー馬タニノギムレット、母は中央3勝のドリームキセキ。血統表を遡れば6代母に名牝スターロッチ(オークス&有馬記念V)の名。サクラユタカオー、サクラスターオー、ウイニングチケットなどのGIウイナーと同牝系に当たる。

9歳まで現役を続け出走回数はのべ56戦。また、現役中は半年以上の長期休養は1度(球節クリーニングの為本年7月まで30週休養)だけであり、実にタフな競走馬だった。

7歳までは1400m戦を中心とした追い込みタイプだったが、実は中長距離に適性があったようで、2017年5月のメトロポリタンS(芝2400m)、同年8月の札幌日経オープン(芝2600m)で2着に好走。とりわけ札幌日経オープンではモンドインテロの切れに屈したものの、ラブラドライト(ダイヤモンドS2着)をきっちり捕えており、オープンを勝てるだけの力はあったように思う。

ラストランは本年9月の丹頂Sで5着。なお、同馬の登録抹消によりシルクレーシング内でシルク、シルキーを冠にもつ現役競走馬はゼロとなった。

11月7日~11月13日までの登録抹消は他61頭。
(Text:Ito)

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