おしらせ
【先週のお別れ】ディバインコード、レッドアヴァンセが登録抹消
[11月22日抹消]
ディバインコード(牡4、美浦・栗田博)
通算成績
18戦4勝
岡田スタッド(北海道新ひだか町)生まれのマツリダゴッホ産駒で、姉は朱鷺S連覇、スプリンターズS3着の実績を誇るワンスインナムーン。自身決して派手なタイプではなかったが、姉同様短距離戦線で才覚を示し、OPの橘S勝ち、および重賞・OPレースで幾度となく好走。堅実無比の地を行き、全18戦での馬券絡みは7割、掲示板内まで広げればその率は実に8割を超えた。なお、父の4世代目産駒のうちでは2018年11月28日現在、獲得総賞金額(1億1818万7000円)の筆頭となっており、全世代を通じても、ロードクエスト(重賞3勝、NHKマイルC2着)やマイネルハニー(チャレンジC勝ち含むOP3勝)に次ぐ、3番目の稼ぎ手として名を連ねている。
ただ、無念にも、本年8月11日の新潟日報賞(0秒3差8着)後、休養先で体調を崩し9月末に挫石の症状を発症。10月中旬には両前に蟻洞が確認され、のち蹄葉炎発症へと繋がってしまった。所属する株式会社ノルマンディーオーナーズクラブの公式HP内でも、これら一連の経緯とともに快方に向けた懸命な治療を施していることが報告されていたが、その甲斐虚しく、今月中ごろには自力起立が困難に。回復に導くのは難しいとのことで、11月22日に安楽死の処置がとられたよう。
これも受け入れるべき競馬の一面ではあろうが、ほんの少し前までターフを沸かせていた馬の訃報、関係各者の悲しみはいかばかりか。ただただ無念の極みとしかいいようがない。
(Text:Uehara)
[11月22日抹消]
レッドアヴァンセ(牝5、栗東・音無)
通算成績
20戦4勝
一口クラブ法人東京ホースレーシングの看板とも言える血で父はリーディングサイアーのディープインパクト、母は京都牝馬Sなど重賞で3度の3着があるエリモピクシー。リディル(重賞2勝)、クラレント(重賞6勝)、レッドアリオン(重賞2勝)、サトノルパン(重賞1勝)、レッドヴェイロン(GI3着)と他のきょうだいはほぼ重賞級で牝馬ながら総額7000万円で募集されたのも当然と言える。
デビューは2015年11月の京都新馬戦で3着。翌1月に3戦目で勝ち上がると、続くエルフィンSではダイアナヘイロー(後に重賞2勝)、ワントゥワン(重賞3戦連続2着)らを寄せ付けず勝利。3歳春の段階から高い能力を示し、牝馬3冠競走全て(桜花賞7着、オークス7着、秋華賞5着)に出走を果たした。
再び重賞路線に舞い戻るのは5歳になってからだったが、本年4月の阪神牝馬Sで11番人気ながら2着に食い込み波乱を演出すると、続くヴィクトリアマイルではいったんは完全に抜け出し勝ったかと思わせる場面あり。結果、勝ち馬からハナ+クビ差の3着に敗れたが、GI競走を勝ち負けできるだけのスピード、スタミナ、底力を備えていたのは間違いないだろう。
ラストランは本年11月のマイルCSで7着。今後は繁殖入りする予定で、母が果たせなかった重賞勝利の夢はその産駒に託されることになる。
11月21日~11月27日までの登録抹消は他69頭。
(Text:Ito)
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