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【重賞出走馬追い切り】[ジャパンC]アーモンドアイ、サトノダイヤモンド[京阪杯]ワンスインナムーン[京都2歳S]ミッキーブラックなど

■11月25日、京都競馬場で開催されるジャパンC(GI、芝2400m)の出走予定各馬最終追い切りが行われた。

アーモンドアイは、美浦ウッドで準オープン馬を追走。C.ルメール騎手を背に楽なペースで入り、内側に進路を取った直線で若干だけ促されるとグッと重心を沈めてあっさり相手を交わし去り4馬身の先着フィニッシュを果たしている。落ち着き、反応、そして伸び脚といずれも極上レベル。ある程度仕上がっていた前走から数段上の、絶好の状態と言える。

サトノダイヤモンドは、栗東CWで1000万下トゥザクラウンと最終スパーを行った。相手を2馬身ほど先に行かせる格好から道中他厩舎の馬でごちゃつく場面がありながら動じることなく折り合って進み、ラストは手応えで圧倒したまま2馬身半先着。ラスト1Fは馬なりで11秒5と見た目以上の数字で、それだけ体全体を大きく伸び伸びと使えていたと言える。中間はいささか動きに重さを感じさせもしたが、この動きなら問題なし。前走からしっかり上昇している。

スワーヴリチャードは、M.デムーロ騎手を背に栗東CWで1000万条件馬と併せられた。この中間重視してきた折り合い重視の内容を踏襲し、今回も静に徹した内容。直線では外側に進路を取り、最後まで余力たっぷりのままアタマ差の先着を果たしている。ちょっとでも促せばいくらでも突き放せそうな雰囲気にあり、精神面はかなりいい状況のよう。高いレベルで安定。

シュヴァルグランは、先週に続きC.デムーロ騎手が跨って追い切られた。栗東坂路で2歳未勝利馬を目標に進み、しっかり負荷を掛けられたラストで力強く伸びて併入フィニッシュとなっている。時計は4F54秒0-1F12秒8(一杯)で、そこまで派手さはないが、稽古では走らない馬なりに悪くない動きだった。2週連続目一杯追われているあたり、体調面には不安は感じられない。一定の上積みは見込んでいいだろう。

キセキは、栗東CWで終いの反応を見る程度の内容を消化。重苦しさはなく、素軽い伸びを披露した。中間の調教はやや手緩い感があり、大幅上積みこそ強調できないがいい意味での平行線にありそう。

ミッキースワローは、美浦ウッドで横山典騎手が騎乗しての追い切りを消化。3歳500万下を5馬身ほど先の目標に置き、ジワジワと差を詰めると軽く促されたラストでスッと抜け出し半馬身の先着を果たしている。先週、今週と鋭い反応を示しており3カ月ぶりでも自分の力は出せそうな態勢だ。

サトノクラウンは、W.ビュイック騎手を背に美浦ウッドで1000万条件馬を相手に最終スパー。終始相手をアオる格好で進み、楽に併入を果たした。5カ月ぶりと考えるとここまでの調教負荷にいささか心もとなさは感じるが、ひとまず動ける態勢にはあるようだ。

カプリは、木曜日に東京競馬場の本馬場でR.ムーア騎手を背に追い切られた。時計は平凡ながら、終始落ち着いた雰囲気から軽快な伸び脚を見せており輸送の疲れは感じられない。芝もフィットしているようで、この馬なりの力を出せる競馬ができそうだ。

■11月25日、京都競馬場で開催される京阪杯(GIII、芝1200m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

ワンスインナムーンは、先週騎手騎乗でしっかり追われており、今週は確認程度。美浦ウッドで単走、4Fからの時計となりラスト1F12秒3(馬なり)でまとめた。GIで使われた疲れは感じられず、きわめていい仕上がりと言える。

アレスバローズは、栗東坂路で終い重点に追われ4F53秒0-1F12秒1(馬なり)をマーク。まだ良くなる余地は感じさせるが、前走よりはいい状態で臨めそう。

グレイトチャーターは、福永騎手を背に栗東坂路を単走。序盤からある程度出され、終いはお釣りを残してしっかり伸びた。時計は4F51秒1-1F12秒6(強め)で自己ベストを大幅に更新。まとまった休みなく走っているが、高いレベルで好調維持だろう。

アンヴァルは、栗東坂路でハードな併せ馬を消化。僚馬に対し追走先着、時計は自己ベストを更新する4F52秒6-1F12秒1(一杯)をマークした。こちらも使われ続けているが疲れを感じさせず、好調を持続。

ダノンスマッシュは、先週ウッドで猛時計を出したのが実質の最終追い。今週は北村友騎手を背に栗東坂路で反応を確かめる程度の内容を消化し、4F55秒6-1F13秒0(馬なり)をマークした。機敏な動きが印象的で、3カ月ぶりとは思えないいい状態だ。

■11月24日、京都競馬場で開催される京都2歳S(GIII、芝2000m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

ミッキーブラックは、栗東坂路で古馬1000万下と併せ馬。2馬身先に行かせた相手を軽快に追い詰め、仕掛けられたラストで突き放した。時計は4F全体で52秒8(一杯)と、坂路で走らないこの馬としては自己ベストタイ。まだ若干良化の余地はあるが、久々を考えれば上々だろう。

ワールドプレミアは、栗東坂路で2歳1勝馬と最終スパー。手応えではやや見劣ったが、3馬身あった差を渋太く詰めて併入、4F54秒3-1F12秒9(強め)を計時した。派手さはないが、中間3本併せ馬を消化できていることは評価したい。初戦快勝の反動はなく、この馬なりに順調。

ブレイキングドーンは、栗東ウッドで古馬1000万下を追走。相手に怯むことなく直線では外から体を並べていき、仕掛けられたラストでグイッと伸びて3馬身の先着を果たしている。坂路をコースを併用しここまで質量ともに充実の稽古を消化。放馬の影響は感じられず、抜群の状態だ。

クラージュゲリエは、栗東ウッドで2頭を目標にした3頭併せ。直線では最内へ潜り込み、楽な手応えのままそれぞれに併入となっている。先週のハード追いが奏功してグンと良くなってきたようだ。3カ月ぶりでもしっかり走れる態勢。
(Text:Nishimura)

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