おしらせ
【先週のお別れ】フォンターナリーリ、ファントムライトが登録抹消
[11月15日抹消]
フォンターナリーリ(牝5、栗東・中内田)
通算成績
16戦5勝
2013年5月にノーザンファームで産まれた。父はスピード豊かなクロフネ、母は中央ダートで5勝の実績を誇るスカーレットベル(サカラートの半妹、ヴァーミリアン、キングスエンブレム、ソリタリーキングの半姉)。半兄は毎日杯、レパードSなどで2着に入ったダノンリバティ。説明するまでもなく砂で顕著な活躍を見せる一族の1頭。
デビューは2015年12月の阪神戦。後にGI級競走を4勝するゴールドドリーム相手に2着とデビュー戦から能力の片鱗を見せていた。翌2016年1月の未勝利を8馬身差かつ1分51秒3の好タイムで勝ち上がっている。
その後はトントン拍子に出世とはいかなかった(半年以上の長期休養が2回)が、5歳5月にオープン入り。本年のブリーダーズゴールドC、JBCレディスクラシックとも上位人気に支持されたように競馬ファン、関係者が血、能力の双方から重賞級と見ていたのは間違いないだろう。
ラストランは本年11月のJBCレディスクラシックで7着。今後は繁殖牝馬となる見込みで、母を越える産駒が産まれてくるのか期待してみたい。
[11月15日抹消]
ファントムライト(牡9、栗東・藤原英)
通算成績
33戦6勝
ノーザンファーム生産馬の1頭で、2009年2月に誕生。父はステイヤー血統のオペラハウス、母は中央4勝のマリーシャンタル。祖母は名牝ダイナカールで、伯母はエアグルーヴ。いとこや近親にルーラーシップ、アドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテ、オレハマッテルゼなど多数の重賞勝ち馬がいる。
現役生活を振り返れば9歳まで競走馬を続け平地、障害でのべ33戦。数はそれほど使えなかったかもしれないが、複数回の膝骨折、脚部不安がありながら不屈の闘志でその度に乗り越えたファイト溢れる競走馬だった。
重賞のタイトルこそ掴めなかったが、あと一歩まで迫ったのが2016年3月の中日新聞杯。同レースでは早めの競馬からいったんは直線で先頭に躍り出ようかという場面あり。サトノノブレスの切れに屈し2着に敗れてしまったが、バウンスシャッセ(重賞3勝)クルーガー(次走マイラーズC優勝)らにはきっちり先着していた。
その後、2017年8月に障害入りすると本年8月の障害未勝利戦でレコードVを記録。今後はハードル界での更なる活躍が期待されていたが、本年11月の障害オープン戦(14着)で残念ながらレース中に負傷。その後屈腱炎が判明し引退が決まった。
オペラハウスの産駒にはマジェスティバイオ(中山大障害、中山グランドJ勝ち)、スプリングゲント(中山グランドJ勝ち)、コウエイトライ(障害重賞8勝)ら一流の障害活躍馬が多い。本馬の活躍をもう少しだけ見たかったように思う。
11月14日~11月20日までの登録抹消は他71頭。
(Text:Ito)
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