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【香港国際競走/平松さとし現地レポ】香港カップ 逃げたグロリアスフォーエバーの脚は最後まで衰えず、そのまま押し切って勝利

香港Cを逃げ切ったグロリアスフォーエバー。最後まで脚色は衰えなかった。

 現地時間9日、香港シャティン競馬場で4つの国際レースが行われた。

 第7レースに組まれた香港マイル(GI・芝1600メートル)は圧倒的1番人気の地元馬ビューティージェネレーションが早めに先頭に立つとあとは持ったままで独走してみせた。

 久々のマイル戦となった日本のヴィブロスはよく追い上げたものの2着までだった。

 ペルシアンナイトはスタート後の二の足がつかず差を詰めたものの5着。モズアスコットは終始手応えが今一つのまま7着。勝ち時計は1分33秒52だった。

 その後、第8レースで行われたのがメインの香港カップ(GI・芝2000メートル、総賞金2800万香港ドル、1着賞金1596万香港ドル)。こちらはグロリアスフォーエバーとタイムワープの兄弟が先頭、2番手で引っ張る形。前哨戦では競り合って共倒れになった2頭だが、今回は同じ轍は踏まず。結局、逃げたグロリアスフォーエバーの脚は最後まで衰えず、そのまま押し切って勝利。最後に止まったタイムワープをディアドラがかわしたところがゴールだった。

 サングレーザーは4着、ステファノスは9着にそれぞれ敗れた。勝ち時計は2分1秒71。

 なお、それ以前に行われた香港ヴァーズ(GI・芝2400メートル)はエグザルタントが優勝し、日本のリスグラシューが2着。クロコスミアは10着、香港スプリント(GI・芝1200メートル)はミスタースタニングが勝利して日本のファインニードルは8着に終わった。(取材:平松さとし)

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