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【今週の重賞】[東京新聞杯]タワーオブロンドン ここは通過点か [きさらぎ賞]アガラス能力上位 

■2月3日、東京競馬場で東京新聞杯(GIII、芝1600m)が行われる。

タワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和)は京王杯2歳S、アーリントンCとここまで重賞2勝。1人気に推されたNHKマイルCは不利が重なりよもやの12着に終わったが、半年ぶりの復帰戦だった前走・キャピタルSでクビ差2着に入り能力の高さをアピールした。しっかり折り合えて、終いに爆発力ある末脚を繰り出すのが持ち味。東京マイルはベストの感があり、ここは単なる通過点としそう。12月下旬から時間を掛けてじっくり乗り込まれており、調整は順調そのもの。先週の併せ馬では僚馬レイエンダに若干見劣ったが、ここで気合いを入れられたことで本番までにグンと良化してくるだろう。

藤沢和厩舎からは魅力的な4歳馬がもう1頭エントリー。レイエンダ(牡4、美浦・藤沢和)は、2017年ダービー馬レイデオロの全弟だ。休み休み走ってクラシック路線には乗らなかったが、デビューから3連勝し、重賞初挑戦のセントライト記念で2着に入るなど素質は確か。今回デビュー以来初めてのマイル戦となるが序盤に行きたがるような面があり、距離短縮のほうが能力をしっかり発揮できそうだ。ここで才能を一気に開花させ、初タイトルの可能性十分と言える。先週は僚馬タワーオブロンドンに対し追走先着を決めており、気配で言えばこちらに軍配。

ほか、ここまで2連勝と勢いに乗る上がり馬インディチャンプ(牡4、栗東・音無)、昨年の富士Sを快勝したロジクライ(牡6、栗東・須貝)、GI勝ちの底力とコース相性の良さから侮れないサトノアレス(牡5、美浦・藤沢和)も上位を狙う。なお、キャピタルSでタワーオブロンドンを破ったグァンチャーレも登録があるが、ここは見送って次週以降に出走の予定。

■2月3日、京都競馬場できさらぎ賞(GIII、芝1800m)が行われる。

アガラス(牡3、美浦・古賀慎)は、前走・東スポ杯が重賞初挑戦。ゲート直後に寄られて後方からとなり、直線でもかなりごちゃつくロスの大きな競馬ながら、狭いところを鋭く抜け出しハナ差の2着に入った。勝ち馬は続くホープフルSで3着に入ったのだから、アガラスの能力も世代最上位クラスのものがある。遠征競馬は今回初めてとなるが、地力の高さであっさり対応しそう。稽古本数は少ないが、古馬を問題にしない動きを見せておりほぼ万全の状態に仕上がりつつある。

ヴァンドギャルド(牡3、栗東・藤原英)は、東スポ杯でアガラスにアタマ差の3着。抜け出したところをアガラスの格好の目標とされた分の敗北と言え、力で見劣る感はない。前走のホープフルSは6着も、再三不利を受ける影響があった。今回の相手関係と走りやすい京都外回りコースなら争覇圏入り確実。先週のウッド調教では僚馬カントル(当週に500万特別を快勝)をアオる絶好の動きを見せており、GIを走ったダメージはあまりなさそう。好調維持。

ほか、荒削りなレース内容ながら無傷2連勝を挙げているエングレーバー(牡3、栗東・中内田)、前走で高い勝負根性を発揮した良血馬ダノンチェイサー(牡3、栗東・池江)にも注目。
(Text:Nishimura)

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