2018年の米年度代表馬はジャスティファイ　エクリプス賞の各賞が発表

2018年のアメリカ競馬で活躍した人と馬を表彰するエクリプス賞の授賞式が現地時間24日に行われ、年度代表馬には無敗で米3冠を制したジャスティファイ（牡4）が選ばれた。

ジャスティファイは昨年2月にデビューすると、3戦目のサンタアニタダービー（サンタアニタパーク、GI、ダ9F）でGI初制覇。続くケンタッキーダービー（チャーチルダウンズ、GI、ダ10F）では、1882年のアポロ以来となる3歳デビュー馬による同レース制覇を成し遂げた。その後、プリークネスS（ピムリコ、GI、ダ9.5F）とベルモントS（ベルモントパーク、GI、ダ12F）も制した同馬は、2015年のアメリカンファラオ以来、史上13頭目となる3冠を達成。無敗での3冠は1977年のシアトルスルーに続いて2頭目のことだったが、脚部不安によって昨年7月に引退、種牡馬入りしている。なお、そのほかの受賞馬は以下の通り。

2018年エクリプス賞
【年度代表馬、最優秀3歳牡馬】ジャスティファイ（牡3、米・B.バファート）
主な勝ち鞍：ケンタッキーダービー（GI）、プリークネスS（GI）、ベルモントS（GI）

【最優秀2歳牡馬】ゲームウィナー（牡2、米・B.バファート）
主な勝ち鞍：BCジュヴェナイル（GI）、アメリカンファラオS（GI）

【最優秀2歳牝馬】ジェイウォーク（牝2、米・J.サーヴィス）
主な勝ち鞍：BCジュベナイルフィリーズ（GI）、フリゼットS（GI）

【最優秀3歳牝馬】モノモイガール（牝3、米・B.コックス）
主な勝ち鞍：BCディスタフ（GI）、ケンタッキーオークス（GI）

【最優秀ダート古馬牡馬】アクセラレイト（牡5、米・J.サドラー）
主な勝ち鞍：BCクラシック（GI）、パシフィッククラシック（GI）

【最優秀ダート古馬牝馬】ユニークベラ（牝4、J.ホレンドルファー）
主な勝ち鞍：クレメントL.ハーシュS（GI）、ビホルダーマイルS（GI）

【最優秀芝牡馬】ストーミーリベラル（セ6、米・P.ミラー）
主な勝ち鞍：BCターフスプリント（GI）、エディーD.S（GIII）

【最優秀芝牝馬】シスターチャーリー（牝4、米・C.ブラウン）
主な勝ち鞍：BCフィリー&メアターフ（GI）、ビヴァリーD.S（GI）

【最優秀短距離牡馬】ロイエイチ（セ6、米・P.ミラー）
主な勝ち鞍：BCスプリント（GI）、サンタアニタスプリントチャンピオンシップS（GI）

【最優秀短距離牝馬】シャムロックローズ（牝3、米・M.キャシー）
主な勝ち鞍：BCフィリー&メアスプリント（GI）、レイヴンランS（GII）

【最優秀障害馬】ザンジャビール（セ5、米・R.ヘンドリクス）
主な勝ち鞍：ロンサムグローリーH（GI）、イロコイハードルS（GI）

【最優秀騎手】I.オルティスJr.騎手

【最優秀見習い騎手】W.ハミルトン騎手

【最優秀調教師】C.ブラウン調教師

【最優秀馬主】フロニスレーシング

【最優秀生産者】J.ギュンター

※（）内の年齢は昨年時のもの

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