【重賞出走馬追い切り】[根岸S]サンライズノヴァ、コパノキッキング[シルクロードS]ダノンスマッシュ[愛知杯]レッドジェノヴァなど

■1月27日、東京競馬場で開催される根岸S（GIII、ダ1400m）に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

サンライズノヴァは、栗東坂路でオープン馬インディチャンプと最終スパーリング。稽古駆けする相手にアオられはしたが、鞍上の叱咤に応え先着フィニッシュを果たしている。時計は4F52秒8-1F12秒1（一杯）。これで2週続けてオープン馬とのハード追いとなり、体調万全の証と言える。3カ月ぶりとは思えない、好仕上がりだ。

コパノキッキングは、栗東ウッドで単走。序盤は折り合いに専念し、終いだけを伸ばす内容となった。終いに手が動いたあたり、文句なしのデキとまでは言い切れないが脚捌きはスムーズ。いい意味で平行線だろう。

マテラスカイは、栗東坂路で追われ4F51秒7-1F12秒1（強め）をマーク。先週は目一杯追われて4F50秒台を出しており、中3週とは思えない活気の良さがある。体調はきわめて好調のようで、上積み十分だろう。

モーニンは、栗東坂路で単走。終い重点にしっかり追われ4F51秒2-1F12秒0（一杯）をマークした。常に稽古では走る馬なだけに数字は特筆レベルではないものの前向きさ、終いの反応ともに上々で、休養の効果は大きそう。

ケイアイノーテックは、藤岡佑騎手を背に栗東坂路で3歳未勝利馬を追走。貫禄の違いを見せるようにアオり、あっさり抜き去って4馬身の先着を果たしている。時計は4F53秒4-1F12秒2（馬なり）と平凡だが、数字以上の迫力はあった。まとまった休みを取らず走っているが、馬体の張りは抜群。この馬なりの好調はキープだろう。

■1月27日、京都競馬場で開催されるシルクロードS（GIII、芝1200m）に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

ダノンスマッシュは、先週栗東坂路で4F49秒台の猛時計を出しており、これが実質の最終追い。今週は北村友騎手を背に栗東坂路単走で反応を確かめる程度となった。気分良く走らせ、終始楽な手応えのまま4F53秒4-1F12秒6（馬なり）を計時。力みがなくスムーズにギアチェンジできたあたり、2カ月ぶりで緩んだ雰囲気は感じられない。さっそくフルに力を発揮できそう。

ラブカンプーとダイメイプリンセスの森田厩舎勢2騎は、栗東坂路で最終スパーリングを行った。ダイメイが先行して引っ張り、ラブが追う格好。手応えはダイメイが優勢で、そのままダイメイが先着フィニッシュとなっている。時計はダイメイが4F55秒5-1F12秒4（馬なり）、ラブが4F55秒1-1F12秒6（一杯）。仕上がり具合という点ではダイメイに軍配が挙がるが、ここでしっかり負荷を掛けられたラブも本番までに変わってきそうな雰囲気はある。

アンヴァルは、栗東坂路単走。終いにビシッと負荷を掛けられ4F52秒8-1F12秒3（一杯）をマークした。馬場が荒れた時間帯で、坂路ではそこまで時計が出ないタイプなことを考えると出色の数字。中1週の疲れはなく、上積みは相当ありそうだ。

セイウンコウセイは、池添騎手を背に美浦ウッドで単走。終いだけを伸ばす内容で、力強い脚捌きを見せた。程良く気合いは乗っており、ここまでの負荷は軽いが悪くない仕上がりにある。

■1月26日、中京競馬場で開催される愛知杯（GIII、芝2000m）に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

レッドジェノヴァは、美浦坂路で3頭併せ。序盤は無理をさせず、終いだけ仕掛けられると抜群の伸びを示し最先着を果たしている。4F全体は53秒4と平凡だが、数字以上の気迫を見せた。2カ月半ぶりを感じさせない絶好の状態。

ノームコアは、輸送を考慮され22日火曜日に最終追い。美浦ウッド単走、終いに余力を残して負荷を掛けられた。2カ月半ぶりとなるが、ここまで順調に稽古を消化しており自分の競馬はできる状態だろう。

ウラヌスチャームは、前走時である程度仕上がっていたため中間は馬なり単走オンリー。今週は美浦ウッドで1000万条件馬を楽にアオって先着を果たした。高いレベルで好調キープ。

ランドネは、栗東坂路でしっかり追われて4F51秒7-1F12秒8（一杯）と好タイムをマーク。まだ良化の余地はありそうだが、ひとまず持てる力は出せそうな態勢だ。
（Text:Nishimura）

▽【関連リンク】
■『Weekly POG』先週のランキングを公開中！
■驚異の新指数【WINDEX】日曜京都4Rで3連単9万馬券！
■[お友だち6万人突破!]UMAJIN.net LINE＠公式アカウント【限定無料配信】
■【重要】登録ができない、メールが届かない会員様へ
■海外競馬はUMAJIN.netにお任せ！　「海外競馬」ページはコチラから！