おしらせ
【今週の重賞】[根岸S]サンライズノヴァ 抜群のコース巧者 [シルクロードS]次代の短距離王狙う4歳馬が激突 [愛知杯]レッドジェノヴァ いい仕上がり
■1月27日、東京競馬場で根岸S(GIII、ダ1400m)が行われる。
サンライズノヴァ(牡5、栗東・音無)は、昨年このレースがハナ差2着で、ハイペースを早めに追うという展開不利があったフェブラリーSが4着。そして秋はオープン、オープン、武蔵野Sと東京コースで3連勝しており、コース適性は抜群だ。ベストはマイルという感もあるが、まず勝ち負けには絡んできそう。先週の併せ馬では見劣ったものの、相手はAJCC出走を控えたダンビュライトなら致し方なし。ここでしっかり負荷を掛けられたのが奏功し、一気に気配を上げてくるはずだ。
コパノキッキング(セ4、栗東・村山)はここまで準オープン、オープン特別、GIIIのカペラSと3連勝中。1000万条件までは逃げ一辺倒だったが、この連勝中は末脚を爆発させる形が板についてきた。東京は初となるが、前走で関東遠征は問題なくこなしたし直線長いコースは脚質的に歓迎のはず。重賞連勝の可能性は十分だろう。中間は短期放牧を挟んでコース追いを2本。負荷は軽いが自ら気合いを入れて豪快な伸びを示しており、一連の好調キープと見ていい。
ほか昨年プロキオンSで重賞初Vを果たし、JBCスプリントでは僅差2着だったマテラスカイ(牡5、栗東・森)、昨年の東京盃を勝ちJBCスプリントでは2着と中央勢と互角にやれているキタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢)、58キロがどうかだがフェブラリーS勝ちなど実績十分で昨秋は韓国GIを勝利と衰えを感じさせないモーニン(牡7、栗東・石坂)も上位を狙う。
■1月27日、京都競馬場でシルクロードS(GIII、芝1200m)が行われる。
ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆)は、古馬重賞初挑戦だった昨年夏のキーンランドCでさっそく2着。3カ月の休みを挟んで臨んだ前走京阪杯は、スプリント戦では決定的と言える1馬身3/4差を付けての快勝を収めた。この路線に転じてからはまだ底を見せておらず、明け4歳の伸びシロを考えるとまだまだ強くなりそうだ。前走からプラス1.5キロ増のハンデ56.5キロをどう克服するかだが、先週栗東坂路で4F50秒を切る猛時計を出しており、仕上がり自体は文句なし。あっさりの可能性も。
ラブカンプー(牝4、栗東・森田)は、勝ち鞍こそないものの昨年後半古馬を相手にスプリント戦線で好走を続け、GI・スプリンターズSではファインニードルにクビ差まで迫る2着へ食い込んだ。そのファインニードルが去ったいま、ダノンスマッシュと並んでスプリント界を牽引する存在になってきそう。ハンデはスプリンターズSからプラス1キロの54キロに収まっており、ダノンよりは恵まれた印象がある。一昨年9月の2歳未勝利戦(ダノンスマッシュ1着、ラブカンプー2着)以来16カ月ぶりの対戦で、短距離王争いの機先を制しておきたいところだろう。久々になるが、同厩の先輩ダイメイプリンセス(牝6、栗東・森田)と入念なスパーリングを繰り広げており、あとひと追いで走れる態勢となってきそうだ。そのダイメイプリンセスもアイビスSD勝ち、スプリンターズSでの4着など力は見劣らない。ハンデ55キロはやや見込まれたが、流れひとつでチャンス十分。
ほか、京都コースで好走を続けるアンヴァル(牝4、栗東・藤岡)やナインテイルズ(牡8、栗東・中村)、58キロを課せられたが底力とコース相性の良さから侮れないセイウンコウセイ(牡6、美浦・上原)らにも注目。
■1月26日、中京競馬場で愛知杯(GIII、芝2000m)が行われる。
レッドジェノヴァ(牝5、美浦・小島茂)は、連勝で条件クラスに別れを告げると昇級初戦だった京都大賞典でさっそく2着。GI・エリザベス女王杯で4着と昨年後半一気に力を付けてきた。ハンデ55キロはやや恵まれた感があり、牝馬限定GIIIならまず勝ち負けの競馬となりそうだ。先週はオープン馬ロードクエストと互角以上の動きを見せており、2カ月半ぶりとは思えない、いい仕上がりにある。
ほか、紫苑Sを勝ちエリザベス女王杯では5着だったノームコア(牝4、美浦・萩原)、準オープンを快勝し昇級戦に挑むウラヌスチャーム(牝4、美浦・斎藤誠)とランドネ(牝4、栗東・角居)ら4歳馬勢も争覇圏内だ。
(Text:Nishimura)
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