17年エリザベス女王杯など重賞2勝モズカッチャンが引退　繁殖入り

2017年のエリザベス女王杯（GI、芝2200m）など重賞2勝のモズカッチャン（牝5、栗東・鮫島）が本日付で競走馬登録を抹消、現役引退となることが発表された。今後は北海道日高町の目黒牧場で繁殖馬となる予定。

同馬は2016年12月に阪神でデビュー。3戦目の未勝利戦を勝ち上がると、500万下も連勝し、2017年4月のフローラSを12番人気で勝ち切り、3連勝で重賞を制覇。同年5月のオークスでは2着に好走した。同年10月の秋華賞でも3着と好走し、続くエリザベス女王杯では逃げ粘るクロコスミアをゴール板前で差し切りGIタイトルを獲得した。以降も重賞競走で活躍したが、本年3月の金鯱賞で9着に敗れた後に屈腱炎が判明し引退に至った。

▽【モズカッチャン】
父ハービンジャー
母サイトディーラー
母父キングカメハメハ
通算15戦4勝

《重賞勝鞍》
2017年　エリザベス女王杯（GI）
　　　　フローラS（GII）
（Text：Ito）

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