おしらせ
【重賞出走馬追い切り】[高松宮記念]ダノンスマッシュ、モズスーパーフレア[日経賞]エタリオウ[マーチS]テーオーエナジー[毎日杯]ヴァンドギャルドなど
■3月24日、中京競馬場で開催される高松宮記念(GI、芝1200m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。
ダノンスマッシュは、北村友騎手を背に栗東坂路を単走。先週目一杯追われているため、今週は余力を十分残しての内容だったが軽快に加速し、4F51秒3-1F12秒4(馬なり)という好時計をマークした。前走時もいいデキだったが、そこからさらに上の状態と言えそう。
モズスーパーフレアは、中山遠征帰りの中2週。そこまで負荷を掛けない最終追い切りだったが栗東坂路単走で4F49秒2-1F12秒5(馬なり)という一番時計を楽に叩き出した。前走がそこまで仕上げ切っていなかっただけに、使っての上昇度はかなり。絶好の仕上がり。
レッツゴードンキは、先週猛時計を出しているが今週もしっかり負荷を掛け栗東坂路単走4F50秒0-1F12秒3(強め)と上々の時計を出している。余念のない、抜群の仕上がり。
デアレガーロは、美浦ウッドで池添騎手を背に併せ馬。3歳500万下を追い、余力を保ったまま併入に持ち込んでいる。前走は馬体大幅増だったが、現状重苦しい感はない。上積みは相当ありそうだ。
ナックビーナスは、美浦ポリトラックコースで併せ馬。500万条件馬を追い、直線では外からアオって併入に持ち込んだ。派手さはないが、仕掛ければあっさりパスできそうな雰囲気。先週は15-15を消化し、今週コースでの併せ馬をこなせたあたり中2週でも体調面に不安は感じられない。高いレベルでの好調維持。
ロジクライは、先週併せ馬で猛時計を出したのが実質の最終追い。今週はC.ルメール騎手を背に確認程度の稽古消化となった。終始リラックスしたムードで進み、栗東坂路単走4F55秒2-1F12秒3(馬なり)と時計こそ平凡だったがラストは時計以上の加速ぶりを感じさせた。休み明けを2回使われ、目下絶好調か。
アレスバローズは、栗東坂路単走。きっちりと終い重点に伸ばされ、4F52秒7-1F12秒0(一杯)と抜群の切れ味を披露した。太めが残り、いささか調整不足だった前走時からグンと良化を果たしたようだ。
ペイシャフェリシタは、高木厩舎流の美浦坂路2本追い。1本目を流し、本追い切りの2本目で、4F52秒7-1F12秒3(馬なり)を単走でマークした。促しへの反応は機敏そのもの。使い詰めで来ているが、高いレベルで好調キープ。
■3月23日、中山競馬場で開催される日経賞(GII、芝2500m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。
エタリオウは、栗東坂路で500万条件馬と併せ馬。アオられ気味に先行併入とやや見栄えは悪いが、坂路で走らないこの馬なりに4F53秒4(強め)とまずまずの時計は出せている。先週はコースでハードな併せ馬を消化しているし、5カ月ぶりと考えれば上々の態勢。
クリンチャーは、三浦騎手を背に栗東CWで単走。終いにしっかり負荷を掛けられ3F37秒7-1F12秒2(一杯)と力強い伸びを示した。まだいささか良化の余地を残しているが、海外帰り初戦だった前走からは確実に上向いている。
ルックトゥワイスは、栗東坂路単走で4F53秒3-1F12秒3(強め)をマーク。坂路ではそこまで走らないので、時計はこのぐらいで上々だ。先週はコース追いでいい伸びを見せていたし、2カ月ぶりだが緩んだ雰囲気はない。好調維持。
チェスナットコートは、坂井騎手を背に栗東坂路で3歳未勝利馬と併せ馬を行い、4F53秒1-1F12秒2(一杯)。なんとか半馬身の先着を果たしたが、手応えにお釣りはなかったし相手を考えるとやや物足りない内容だった。外厩である程度乗り込まれてきたようだが、海外遠征帰り初戦ということもあり、良化途上といった印象。
ゴーフォザサミットは、石橋騎手を背に美浦ウッドで4Fから時計を出す併せ馬。終いの反応を見る内容となり、楽にいい切れ味を見せて追走併入に持ち込んでいる。2月中旬から入念に追われており、最終追いを含めてここまで10本の併せ馬を消化。半年ぶりでもいきなり力を出せそう。
メイショウテッコンは、栗東坂路単走で4F51秒2-1F11秒8(強め)を計時。時計の出やすい馬場ではあるが、自己ベストをお釣り残しでマークできており、2カ月半ぶりでも態勢十分だ。
■3月24日、中山競馬場で開催されるマーチS(GIII、ダ1800m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。
テーオーエナジーは、栗東坂路単走で自己ベストに0秒1まで迫る4F50秒6-1F12秒3(一杯)をマーク。地方遠征後だが疲れは感じさせず、依然好調だ。
ハイランドピークは、横山和騎手を背に美浦ウッドで6Fからの時計。馬任せで序盤景気よく進んだため、ラストは止まり気味だったがラスト1Fを馬なりのままなんとか13秒7でまとめた。久々だった前走を叩かれ、着実に上昇。
センチュリオンは、江田勇騎手を背に美浦ウッドで併せ馬。3歳500万下に食い下がるも2馬身遅れに終わったが、常に稽古では動かない馬なので懸念視は不要だろう。これを含めて3週続けてハードな攻めを消化できており、体調はかなり良さそう。走れる態勢だ。
ロードゴラッソは、栗東CWで併せ馬。ラストはステッキも入ってしっかり追われ、3馬身突き放しての先着を果たしている。先週もいい負荷を掛けられていたし、2カ月ぶりだった前走からの上昇度はかなり。
■3月25日、阪神競馬場で開催される毎日杯(GIII、芝1800m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。
ヴァンドギャルドは、C.ルメール騎手を背に栗東CWで古馬1000万下と最終スパーリング。手応えは若干見劣ったが、しっかり伸びて追走先着を果たした。前走時よりいい状態で臨めそう。
マイネルフラップは、先週コースでハードに追われておりこれが実質の最終追い。今週は吉田隼騎手を背に栗東坂路単走、終いに促され4F53秒5-1F12秒2(強め)といい伸びを見せた。2カ月半ぶりを思わせない好状態。
ケイデンスコールは、北村友騎手を背に栗東CWで併せ馬。古馬1000万下をスパッと抜き去り先着フィニッシュを果たしている。先週まではやや動きに鈍さがあったが、このひと追いで態勢は整ったよう。
ランスオブプラーナは、栗東CWで終いにしっかり追われ力強く脚を伸ばした。中2週となるが、これだけの負荷を掛けて問題ないあたり状態は良さそう。一連の好調維持。
ウーリリは、福永騎手を背に栗東ポリトラックコースで併せ馬。2馬身先行する古馬1000万下を目標に進むと、インに進路を取った直線でしっかり食らい付きクビ差遅れまで迫った。相手が稽古駆けするタイプなのを考えれば、上々の内容。4カ月ぶりで、まだ良化の余地はありそうだが、ひとまず力を出せる態勢には仕上がっている。
(Text:Nishimura)
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