おしらせ
【今週の重賞】[高松宮記念]新王者狙うダノンスマッシュ 既に万全
■3月24日、中京競馬場で高松宮記念(GI、芝1200m)が行われる。
ダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆)は、自身初のスプリント戦だった昨夏の準オープン戦を完勝。続くキーンランドCこそ緩い馬場に脚を取られ2着に終わったが昨秋の京阪杯、そして今年1月のシルクロードSで連続快勝を収めている。流れに乗れるスピードとセンス、そしてラストの瞬発力を高いレベルで兼備。ファインニードルが去ったいま、新王者にもっとも近いのはこの馬だろう。父ロードカナロアに初のスプリントGIタイトルを贈りたい。順調に追われており、先週は自己ベスト更新の坂路49秒7をマーク。既に万全の状態にありそう。
モズスーパーフレア(牝4、栗東・音無)は、昨年後半から一気に力を増しオープン昇級後は3着、2着、1着。そして前走古馬重賞初挑戦だったオーシャンSでは前半3F32秒3というハイラップを刻みながら、直線でも後続を振り切って快勝を収めた。“完成以前”と言える昨年3月のファルコンSで逃げて5着に入っており、左回りも問題ない。前走が2カ月ぶりだっただけに上積みも見込めそうで、2012年カレンチャン以来の牝馬Vを目指す。
レッツゴードンキ(牝7、栗東・梅田)は、一昨年、昨年と2年続けてこのレースで2着に入った。2017年のスプリンターズSでも2着に入っており、スプリントGIの銀メダルは通算3個。7歳シーズンに入ったが、前走の阪急杯では勝ち馬の強襲に遭い勝利こそ逃したが、積極的な競馬から2着を確保しており能力はいまだ堅持できている。ここで悲願の金メダルなるか。中間は熱のこもった稽古をこなし、先週は岩田康騎手を背に自己ベストに0秒2まで迫る栗東坂路49秒4を叩き出している。余念のない仕上がりぶりだ。
デアレガーロ(牝5、美浦・大竹)は、前走の京都牝馬Sが3カ月半ぶり。馬体重はプラス32キロ増だったが、中団で流れに乗って抜け出す正攻法から重賞初制覇を果たした。課題だったゲート面に進境は見られたし、折り合いと直線での操縦性も上々。もともとのポテンシャルにようやくレースぶりが追いついた感があった。馬体は休養前に極端に減っていたのが回復した分もあっただろう。体調と競馬センスが噛み合ってきたいまなら、GIでも通用のシーンがあっていい。
ほか、昨年このレースで3着に入り近走でもいい粘りを見せているナックビーナス(牝6、美浦・杉浦)、スプリントは初だが底力上位のロジクライ(牡6、栗東・須貝)、昨年のCBC賞を勝っておりコース相性のいいアレスバローズ(牡7、栗東・角田)らも短距離王の座を狙う。
(Text:Nihimura)
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