今年の愛知杯勝ち馬ワンブレスアウェイが引退　繁殖入り

2019年の愛知杯（GIII、芝2000m）を勝ったワンブレスアウェイ（牝6、美浦・古賀慎）が3月15日付けでJRAの競走馬登録抹消、現役引退となることが発表された。今後は北海道千歳市の白老町の社台コーポレーション白老ファームで繁殖馬となる予定。

同馬は2015年10月にデビューし快勝。新馬勝ちの後2勝目が遠く、牝馬3冠戦線には参戦ならなかったが3歳シーズン半ばより着実に成績を伸ばし、4歳シーズンだった2017年7月にオープンへ昇級する。以降牝馬重賞の常連として活躍。今年1月の愛知杯で8番人気ながら勝利し、重賞初制覇を果たす。今月9日の中山牝馬S（11着）がラストランだった。

▽【ワンブレスアウェイ】
父ステイゴールド
母ストレイキャット
母父Storm Cat
通算23戦6勝

《重賞勝鞍》
2019年　愛知杯（GIII）
（Text：Nishimura）

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