2014年スプリンターズS勝ちスノードラゴンが現役引退　今後はレックススタッドで種牡馬に

2014年スプリンターズS覇者スノードラゴン（牡11、美浦・高木）につき、29日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定であることがJRAより発表された。

同馬は2010年8月の新潟戦でデビュー（2着）。4戦目で勝ち上がるとその後は基本的にダート短距離路線を歩み、2013年4月の京葉SでOP特別初勝利を挙げた。同年12月のカペラS2着以降は大野騎手とコンビを結成し2014年に大きく飛躍。久しぶりの芝戦だった2014年3月のオーシャンSで11番人気ながら2着に食い込むと、続く高松宮記念でも8番人気2着に好走。同年10月の新潟で行われたスプリンターズSでは13番人気の低評価を覆し優勝。GIウイナーの仲間入りを果たした。その後は勝ち切ることはできなかったが、芝ダート中央地方問わないタフな活躍を続け、11歳まで現役を続けた。ラストランは本年3月の高松宮記念で17着。

▽【スノードラゴン】
父アドマイヤコジーン
母マイネカプリース
母父タヤスツヨシ
通算61戦8勝（内地方8戦0勝、海外1戦0勝）

《重賞勝鞍》
2014年　スプリンターズS（GI）
（Text：Ito）

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