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【地方競馬トピックス】本日、大井で交流重賞・東京スプリント 中央馬はコパノキッキングら5頭、地方馬はキタサンミカヅキら11頭が出走

本日は大井で東京スプリント。中央馬はコパノキッキングら5頭、地方馬はキタサンミカヅキ(※写真)ら11頭が出走予定。

4月10日、大井競馬場で東京スプリント(JpnIII、ダ1200m)が開催される。このレースはJRAから5頭、迎え撃つ地方所属馬が11頭出走予定。発走は20時10分。

コパノキッキング(セ4、栗東・村山)は前走・フェブラリーSでは外々を回り5着。未知のマイル、初のGI挑戦、藤田菜七子騎手への手替わりという条件下、GIの大舞台で掲示板に入ったことは評価できるだろう。前に行く競馬でも後ろから進める競馬でも瞬発力が最大の武器で、実績を残すダート1200mへの距離短縮は大きなプラス要素。ただし、本日の大井競馬は14時時点で重馬場。前が止まりにくい馬場になりそうで藤田菜七子騎手が同馬をどのあたりのポジションに誘導するかが着順に影響を与えそうだ。

ヒロシゲゴールド(牡4、栗東・北出)は年初から急成長を見せた1頭で、500万、1000万特別、準OPを3連勝中。前走・なにわSも他馬を寄せ付けずに逃げ切る完勝で走破時計も水準以上の好時計だった。今回は初の重賞挑戦、初のナイター競馬、相手大幅強化と決して楽ではないが、他に行きたいクチが少なく、すんなりと先手を取れそう。加えて前が止まりにくい重馬場での施行となりそうで、4連勝で重賞制覇となっても驚けないだろう。

ホウショウナウ(牡4、栗東・河内)も強い4歳世代の1頭。 7戦中唯一馬券圏外に敗れたのは昨年のユニコーンS(4着)だけでダートでは底を見せていない。前走・ジャニュアリーSではハイペースになった恩恵があったものの、4角12番手から他馬とは一線を画す末脚で一気に突き抜けた。2走前の御影Sも含めここ2戦は終いの鋭さが増した印象を受ける。重馬場でどうかという課題は確かに残るが、大外から前走時のような末脚を繰り出せれば3連勝での重賞戴冠もありそうだ。

ほか、中央勢はアシャカダイキ(牝5、美浦・鈴木伸)、テーオーヘリオス(牡7、栗東・梅田)の2頭が出走予定も勢いという点では前述の3頭が優勢か。

地方勢では昨年のNAR年度代表馬キタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢)が大将格。前走・根岸Sは久々の1400mがこたえた印象だが、大井1200mは東京盃連覇を含む【4.1.1.1】と抜群の相性を誇る。今年9歳を迎えたが、馬体は筋肉隆々で若々しく南関東所属馬でも最上位の作り。有力中央勢に対しても経験の差でしっかり対抗できそうだ。

キャンドルグラス(牡5、船橋・川島一)は重賞未勝利も昨年10月の東京盃で5着に好走。グレイスフルリープ(後にJBCスプリント勝ち)、マテラスカイ(後にドバイゴールドシャヒーン2着)と差のない競馬を展開していたことを思えば、交流重賞でもやれるだけの力がある。
(Text:Ito)

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