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【今週の重賞】[桜花賞]2歳女王ダノンファンタジー 活気十分

阪神JF(写真)、チューリップ賞と桜花賞直結のレースで連勝のダノンファンタジー。5連勝でのクラシックタイトル奪取なるか。

■4月7日、阪神競馬場で牝馬クラシックの第1弾・桜花賞(GI、芝1600m)が行われる。

ダノンファンタジー(牝3、栗東・中内田)は初戦こそ落としたもの、その後未勝利、ファンタジーS、阪神JF、チューリップ賞と4連勝。阪神JFは本来の形と異なる後方からの競馬となりながら、鬼脚を繰り出し差し切ったあたり、脚力はもちろん底力、精神力の面でも世代最上位級でここは最有力視されて当然だろう。唯一土をつけられたグランアレグリアに借りを返すことができるか。先週はウッドコース単走で掛かり気味に進んで6F78秒フラットの猛時計となったが、ラストは無理をさせず1F12秒台でまとめたあたりはさすが。懸念視は不要で、活気十分と見ていいだろう。

クロノジェネシス(牝3、栗東・斉藤崇)は、デビューから2連勝で臨んだ阪神JFで半馬身差の2着。自身初めてのマイル戦だったし、スタートで安目を売ってしまい位置取りが悪かったことを考えれば勝ち馬と遜色ない力量は示せたと言っていい。今期始動戦クイーンCは2着馬に詰め寄られていたが、仕上がり途上だったし手応えに余力がまだ残っており、見た目以上の強さだった。悔しい思いをした阪神JFと同じ舞台で、雪辱なるか。華奢なタイプで、馬体面を気遣い帰厩後の調教は負荷という面でやや物足りないが、先週のコース追いではいい気迫を見せ鋭伸。これだけ動ければ問題なさそう。

ビーチサンバ(牝3、栗東・友道)は、デビュー2戦目で出遅れもあったアルテミスSが2着。その後阪神JFで3着、クイーンCで2着とクロノジェネシスの後塵を拝し続けているが、着差はいずれもクビだった。流れひとつで逆転できた範囲。母フサイチエアデールが届かなかった桜冠を戴くシーンがあって、なんら不思議はない。先週は終いだけとは言えいい負荷を掛けられ豪快に伸びた。体調万全。

グランアレグリア(牝3、美浦・藤沢和)はデビュー初戦でダノンファンタジーに2馬身差の勝利。その後は牡馬と戦い続け、サウジアラビアRCで圧勝、朝日杯は1番人気3着に終わったがやや太め残りだったようだし、勝負どころで外からプレッシャーを掛けられ怯むような場面もあった。それで崩れず踏ん張れたあたり、やはり力はあるし牝馬同士に戻れば当然勝ち負け。それ以来になるが、放牧でじっくり立て直され帰厩後は至極順調だ。力をフルに出せそう。

ほか、チューリップ賞で上がり最速の末脚から2着へ食い込んだシゲルピンクダイヤ(牝3、栗東・渡辺)ソウルスターリングの半妹でアルテミスSを勝ったシェーングランツ(牝3、美浦・藤沢和)、完勝したエルフィンSなどM.デムーロ騎手が手綱を握り続けるアクアミラビリス(牝3、栗東・吉村)、らも大舞台での上位進出を狙う。
(Text:Nishimura)

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