おしらせ
【今週の重賞】[ヴィクトリアマイル]ラッキーライラック 逆襲を期す[京王杯SC]復活のスマートオーディン さらに上昇か
■5月12日、東京競馬場でマイル女王決定戦ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)が行われる。
ラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹)は、阪神JFを勝ち、桜花賞ではアーモンドアイの2着。マイラー性能は高く、アルテミスS勝ちにオークス3着など東京適性も十分だ。前走の阪神牝馬Sがよもやの8着に終わっているが、追走馬群のなかでポケットに収まってしまい、3角手前でも手綱を引っ張るような場面があった。度外視していい敗戦で、走りやすい東京での逆襲を期す。先週はコース追いで余力十分のまま追走先着を果たした。一連の好調維持と見ていい。
アエロリット(牝5、美浦・菊沢)は、2017年のNHKマイルC覇者。4歳シーズンの昨年は中山記念2着、安田記念2着、毎日王冠勝利と一線級牡馬と互角以上の走りを続けており、牝馬同士なら大威張りできる実力馬だ。前走は初の海外遠征・ペガサスWCターフで9着に終わったが、美浦への帰厩後はコースと坂路を併用し入念な稽古をこなせている。状態に不安なし。落鉄で4着に泣いた昨年の雪辱なるか。
ミッキーチャーム(牝4、栗東・中内田)は、重賞初挑戦だった昨年の秋華賞で主導権を握りアーモンドアイの2着に粘り込んだ。前走阪神牝馬Sでは好位から抜け出して、重賞初制覇。自在性と高いスピード能力はここに入っても通用する。今季初戦の中山牝馬S凡走は輸送の影響が少なからずあったようだが、2度目の関東遠征なら慣れも見込めるだろう。中間は順調に調整メニューを消化できており、好調維持。
ほか、前走・福島牝馬Sで久々の勝利を挙げたデンコウアンジュ(牝6、栗東・荒川)、昨年夏の関屋記念などマイル重賞2勝のプリモシーン(牝4、美浦・木村)、2走前の東京新聞杯で2着に食い込んだレッドオルガ(牝5、栗東・藤原英)にも注目だ。
■5月11日、東京競馬場で京王杯SC(GII、芝1400m)が行われる。
スマートオーディン(牡6、栗東・池江)は毎日杯など2、3歳時に重賞を3勝した素質馬。ダービー後、脚元不安で2年にわたる長期休養があり、復帰後も低空飛行が続いていたが、前走の阪急杯では大外から1頭だけ違う脚を繰り出して大復活勝利を果たしてみせた。折り合い面に難があり、距離は現状このぐらいがいいよう。中間は坂路でいい負荷を掛けられている。前走激走の反動は感じられず、勝ってさらに上昇という雰囲気。
タワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和)は、京王杯2歳勝ち、朝日杯FS3着、アーリントンC勝ちと早期から才能を発揮。近3走勝利に恵まれていないがNHKマイルCは再三の不利、キャピタルSは半年ぶり、前走・東京新聞杯は太め残りといずれも敗因ははっきりしている。またひと息入っているが、乗り込みは前走以上に念入り。同じ轍は踏まないだろう。スムーズに走れれば争覇圏入りは必至。
ほか、2016年朝日杯FS勝ち馬で東京適性の高さも魅力のサトノアレス(牡5、美浦・藤沢和)、昨年の富士Sを勝っているロジクライ(牡6、栗東・須貝)、条件戦連勝で本格化の兆しを感じさせる良血馬トゥザクラウン(牡5、栗東・池江)らも上位進出を狙う。
(Text:Nishimura)
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