【地方競馬トピックス】本日、交流GI・かしわ記念　インティvsゴールドドリームふたたび

5月6日、船橋競馬場でかしわ記念（JpnI、ダ1600m）が開催される。このレースにはJRAから6頭、地方所属馬が5頭出走する。発走は16時05分。

注目はやはり7連勝で新王者となったインティ（牡5、栗東・野中）。今年1月の東海Sが初の重賞挑戦、前走・フェブラリーSは初のGI挑戦かつ初のマイル戦だったがいずれもハナを取る自分の形でレースを引っ張り、勝ち切った。脚力はもちろんだが、対応力も相当なレベルにある。今回は初の地方コースとなるが、脚質的には適しているし調整も順調。8連勝で2つ目のGI級タイトル奪取なるか。

ゴールドドリーム（牡6、栗東・平田）は、昨年のかしわ記念覇者。近3走は連続2着と歯がゆいが、条件問わずGI級で連を外さないあたり地力は依然衰えなしだ。前走のフェブラリーSも勝ち馬インティが最高に巧く乗られた感があったが、それにクビ差まで詰め寄れていた。再激突となる今回、経験値の差で逆転の可能性は十分。中間はコース追いで抜群の伸びを披露しており、デキは申し分ない。

フェブラリーSのワンツー馬断然ムードだが、割って入るとすれば昨年このレースで2着だったオールブラッシュ（牡7、栗東・村山）か。川崎記念勝ち、浦和記念勝ちなどがあり距離は本来もう少し長いほうがベストながら、マイルでも流れに乗れて競馬ができるのは昨年実証済みだ。コース経験は豊富だし、意欲的な攻めにも好感が持てる。

ほか、2017年にこのレースで3着に入った実力馬モーニン（牡7、栗東・石坂）、前走のオープン特別で酷量59キロを背負いながら2着に入ったドリームキラリ（牡7、栗東・矢作）らにも注目。地方勢はさすがに分が悪いが、前走・東京スプリント勝ちなど交流重賞で中央勢と互角以上の走りを見せているキタサンミカヅキ（牡9、船橋・佐藤賢）の健闘に期待したい。
（Text：Nishimura）

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