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【重賞出走馬追い切り】[日本ダービー]サートゥルナーリア、ヴェロックス[目黒記念]ブラストワンピース[葵S]ディアンドルなど

■5月26日、東京競馬場で開催される日本ダービー(GI、芝2400m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

サートゥルナーリアは、栗東CWでオープン馬タニノフランケルと併せ馬。序盤は折り合い重視でテンポよく進み、外を回った直線で若干だけ促されるとギアをスムーズに切り替えて相手を楽に抜き去った。中間は馬なりオンリーだが、オープン馬を相手に再三レベルの高いスパーリング消化で気迫面は最高潮。器の大きさからまだ良化の余地さえ感じるが、現時点では文句なしの仕上がりだ。

ヴェロックスは、先週川田騎手が騎乗した併せ馬でほぼ仕上がっている。今週は栗東CW単走で流す程度だったが、ラストは楽な手応えながら鋭い切れを披露。楽にいい時計が出るあたり肉体面も強化された印象で、前走からの上積みは顕著。

ダノンキングリーは、先週ウッドで猛時計を出したのが実質の最終追い。今週は戸崎騎手が感触を確認する微調整程度の内容で、美浦ポリトラックコースで1000万条件馬を目標に追われた。終始折り合い重視で楽に相手へ取り付くと、そのまま体を並べてフィニッシュ。時計面での派手さはないが、反応や操縦性は抜群の域にあり前走からの上昇度はかなりありそうだ。

リオンリオンは、横山武騎手を背に栗東CWで併せ馬。終い重点に追われ3歳500万下を併入に持ち込んだ。青葉賞勝ちから中3週だが先週、今週と一杯に追うことができており体調面は問題なさそう。大幅上積みこそ強調できないが、いい状態を維持できている。

ランフォザローゼスは、杉原騎手(レースは福永騎手)を背に美浦ウッドで障害オープン馬と併せ馬。終始折り合い重視の内容で、時計は平凡だがラストでは自ら気合いを前面に出せており気配は悪くない。久々だった前走から一定の上積みは見込める。

クラージュゲリエは、水口騎手(レースは三浦騎手)を背に栗東CWで古馬1000万下と併せ馬。7Fから時計を出す意欲的な内容で、直線では一杯に追われる相手をアオってそのまま併入に持ち込んだ。序盤落ち着けていたし、ラストは追えば突き放せそうな雰囲気。いまひとつに思えた前走時からの上昇度は大きい。

ダノンチェイサーとサトノルークスの池江厩舎2騎は、栗東CWに入り先導役のもう1頭を加えた3頭で最終スパーリングを行った。3歳未勝利馬が引っ張り、B.アヴドゥラ騎手が騎乗したチェイサーが2番手、池添騎手騎乗のルークスが最後方から追う形で入る。いずれも先週実質の最終追いを済ませており、確認程度の内容。ラストでチェイサーがズブさを見せて脱落し、それぞれに1馬身の遅れ、ルークスと3歳未勝利が併入となった。サトノルークスは体の張りも上々で、一定の上積みはありそう。ダノンチェイサーは追い切り後にハ行が判明し、出走回避となった。

エメラルファイトは、石川騎手を背に美浦ウッドで古馬1000万下を追走。5馬身先に行く相手を目標に力強いフットワークで進み、追われたラストではさらに豪快な脚取りから相手をパスすると4馬身の先着フィニッシュを果たしている。皐月賞を捻挫で回避する一頓挫はあったが、ここまで負荷、本数ともに充実の稽古を消化できており不安は感じられない。力を出せる状態だ。

メイショウテンゲンは、松山騎手(レースは武豊騎手)を背に栗東CWで併せ馬。終いにしっかり負荷を掛けられる意欲的な内容で、3歳未勝利馬に追走先着を果たしている。1週前もハードな稽古をこなしているし、体調面は文句なし。前走時より着実に良化している。

■5月26日、東京競馬場で開催される目黒記念(GII、芝2500m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

ブラストワンピースは、美浦ウッドでオープン馬と併せ馬。渋った馬場コンディションをものともせず、楽に追走先着を果たした。先週のハード追いの効果てきめんといった感があり、ほぼ万全の態勢だ。

ルックトゥワイスは、栗東坂路で単走。終いにしっかり負荷を掛けられ4F53秒4-1F12秒4(一杯)と力強い伸びを示した。関東への輸送を控えながらしっかり追えたあたり、体調面の不安は感じられない。いいデキを維持。

ムイトオブリガードは、栗東CWで3歳500万下を追走。序盤からいいペースを刻むと、追われたラストも絶好の切れを披露して先着を果たしている。先週も好タイムを出せていたし、高いレベルで好調と言える。

■5月25日、京都競馬場で開催される葵S(重賞、芝1200m)に出走予定の各馬最終追い切りが行われた。

ディアンドルは、栗東坂路単走で追われ4F56秒3-1F12秒4(馬なり)をマーク。負荷は軽く数字も平凡だが、自分で体を作るタイプなのでまったく問題ない。帰厩後順調に調整メニューを消化できており、力を出せる状態だ。

アウィルアウェイは、栗東坂路で単走。終いにビシッと追われて4F54秒2-1F12秒1(一杯)をマークした。序盤楽だったことを考えると、いささか伸びは物足りない感があり、まだ良化途上か。

ディープダイバーは、栗東坂路で併せ馬。3歳500万下をアオって進むと、直線半ばであっさりパスし先着のフィニッシュを決めている。時計は4F53秒4-1F12秒0(馬なり)。前走から中2週だが、疲れは感じさせず元気一杯だ。
(Text:Nishimura)

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