おしらせ
【今週の重賞】[宝塚記念]レイデオロ 順調な調整
■6月23日、阪神競馬場でグランプリ・宝塚記念(GI、芝2200m)が行われる。
レイデオロ(牡5、美浦・藤沢和)は、2017年の日本ダービー馬で昨年は天皇賞・秋を勝ち有馬記念では僅差の2着。現役最強の一角を形成する実力馬だ。前走・ドバイシーマクラシックは6着と苦杯を舐めたが、どうにもテンションが高く力を出し切れなかった。昨年のドバイでも結果を出せておらず、気性的に海外遠征は向かないタイプなのだろう。国内では安定して走れており、阪神コースも神戸新聞杯快勝があっていいイメージで臨める。遠征帰りだが、帰厩後の順調な調整を見る限り疲れは癒えたよう。鉄砲でも走れるし、力を出せばおのずと結果はついてくるだろう。
キセキ(牡5、栗東・角居)は、雨中の菊花賞を制したイメージが強いが、昨年秋からはスピードにモノを言わせる戦法にシフトチェンジ。天皇賞・秋で3着、ジャパンCで2着、前走の大阪杯で2着と強豪相手に好走を続けトップレベルの力を示してきた。菊花賞以来となる勝利へ、力が入る一戦だろう。ここを目標に5月下旬から順調な調整が続いている。終いに目一杯追われた先週のコース追いでは、豪快な伸びを披露。万全と言える。
アルアイン(牡5、栗東・池江)は、前走の大阪杯でGI2勝目を挙げた。人気は9番人気だったが、得意の阪神コースかつ2走前から着用したブリンカーへの慣れも大きかったよう。今回引き続きの阪神コースで、距離も対応できる範囲だ。中間は自己ベスト更新の坂路50秒8(一杯)という猛時計を出せており、3カ月ぶりとは思えない好状態。GI連勝の可能性は十分と言える。
リスグラシュー(牝5、栗東・矢作)は、流れに乗れるセンスと確実な終いの脚を兼備。安定して走れる反面、GIで2着続きの歯がゆさもあったが、昨年のエリザベス女王杯で悲願のビッグタイトルを掴んだ。以降も香港ヴァーズで2着、金鯱賞で2着、QE2世Cで3着と好走。一線級牡馬と遜色ない力を見せているし、海外遠征を苦にしない対応力の高さも魅力だ。ここも流れひとつだろう。鞍上は好騎乗を続けるD.レーン騎手で、JRA・GI初制覇なるかにも期待が掛かる。
ほか、昨年の大阪杯覇者で前走ドバイシーマクラシックではレイデオロに先着の3着だったスワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野)、昨年の菊花賞2着馬エタリオウ(牡4、栗東・友道)、前走大阪杯で10番人気4着と復活気配を感じさせている2016年日本ダービー馬マカヒキ(牡6、栗東・友道)にも注目だ。
(Text:Nishimura)
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