2017年AJCC覇者タンタアレグリアが死亡

2017年のAJCC（GII、芝2200m）を制したタンタアレグリア（牡7、美浦・国枝）が、7月3日の調教中に左第1趾関節開放性脱臼を発症し予後不良となったことがJRAより発表された。

同馬はチリGI馬タンタスエルテの仔で、2014年7月に福島競馬でデビュー（2着）。同年11月にデビュー3戦目で勝ち上がった。3歳時は大寒桜賞で1着に入ると続く青葉賞で2着に好走。日本ダービーにも駒を進めた。以降も芝中長距離路線を主戦場とし2017年1月のAJCCでは4角3番手から直線で抜け出し重賞初勝利を挙げた。しなしながら、その後に脚部不安を発症。復帰に向けて調教が再開されたばかりだったが、その矢先で故障となった。

▽【タンタアレグリア】
父ゼンノロブロイ
母タンタスエルテ
母父Stuka
通算15戦3勝

《重賞勝鞍》
2017年　AJCC（GII）
（Text:Ito）

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