おしらせ
【今週の重賞】[七夕賞]ロシュフォール 重賞初V狙う[プロキオンS]マテラスカイ連覇濃厚
■7月7日、福島競馬場で七夕賞(GIII、芝2000m)が行われる。
ロシュフォール(牡4、美浦・木村)は、成長優先で間隔を取りながら着実に前進。1000万下、1600万下と連勝し挑んだ前走・新潟大賞典はスタート後手で最後方からの競馬となったが、抜群の決め手を発揮して0秒1差の3着に食い込んだ。位置取り次第では楽に先頭ゴールがあったはずで、通用のメドは立っている。脚質的に小回りコースがどうかだが、ハンデ55キロはいかにも有利。ここで重賞初Vを果たし、秋の飛躍に繋げたい。2カ月ぶりだが気のいいタイプで動きは機敏。態勢は整いつつある。
ミッキースワロー(牡5、美浦・菊沢)は、3歳秋にアルアインらを撃破しセントライト記念を制覇。以降勝ち鞍こそないが昨年はAJCC2着、大阪杯5着、ジャパンCで5着などがありGIIIの相手関係なら大威張りできる実力者だ。前走のエプソムCが10着と案外な走りに終わったが、極端な前残りペースに泣いたし雨馬場もフィットしなかったもの。今回も季節柄馬場状態は微妙だが、ロシュフォールに先着した新潟大賞典から据え置きのハンデ57.5キロなら高い底力で克服する可能性は十分だ。福島は2回走って1勝3着1回とコース相性もいい。先週はCコースで追われ楽に追走先着を果たし、状態はほぼ万全。
ほか、前走の鳴尾記念で2着だったブラックスピネル(牡6、栗東・音無)、やや距離不足な感はあるが近走安定しているソールインパクト(牡7、美浦・戸田)、オープン昇級初戦の福島民報杯で2着に入ったクレッシェンドラヴ(牡5、美浦・林)にも注目だ。
■7月7日、中京競馬場でプロキオンS(GIII、ダ1400m)が行われる。
マテラスカイ(牡5、栗東・森)は、昨年JRAレコードとなる1分20秒3を樹立し、このレースで圧勝。その後やや安定味に欠けるところはあるが交流GI・JBCスプリントでクビ差の2着、前走のドバイゴールデンシャヒーンで2着があり地力では抜けた存在だ。コース適性は申し分ないし、梅雨前線が居座っている状況で昨年同様水分を含んだ馬場の時計勝負となりそうなのもいい。連覇濃厚。先々週、先週と坂路で好時計を出せており海外帰りでも割り引く必要はなさそうだ。
ウインムート(牡6、栗東・加用)は、昨年このレースで逃げるマテラスカイを追走し、最後は2着馬に交わされ3着。その後、この1年で交流重賞2勝を上積みしており地力強化が感じられる。マテラスカイから1キロ重い58キロを背負うが、この斤量自体は背負いなれたもの。昨年の4馬身半差を逆転してみせたい。5月に2戦使われたが、先週坂路4F51秒9と、この馬としては速い時計を馬なりで出せている。好調維持。
ほか、左回り得意でオープン特別連勝の勢いにも好感が持てるアルクトス(牡4、美浦・栗田徹)、1400mの交流重賞3勝のサクセスエナジー(牡5、栗東・北出)、末脚を武器に1400mのオープンを連勝しているヴェンジェンス(牡6、栗東・大根田)らも上位進出の可能性十分。
(Text:Nishimura)
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