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1999年中山大障害覇者 ゴッドスピードが死亡

1999年のJRA賞最優秀障害馬に選出されたゴッドスピード(セ25)が、7月21日に繋養先の斉藤牧場(宮城県大崎市)で死亡したことがわかった。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが運営するHP「引退名馬」で発表したもの。

同馬は1996年7月にデビュー。4戦目で勝ち上がると、直後の小倉3歳S(GIII、芝1200m)で重賞初制覇。同年秋の府中3歳S(GIII、芝1800m)も制すなど早くから頭角を現し、翌年春には皐月賞(8着)、日本ダービー(17着)にも進出した。1998年から障害へ転向し、3戦目で未勝利を卒業。続く阪神障害S・春(重賞、芝3150m)で障害重賞を初制覇した。以降障害オープンクラスで活躍を続け1999年の中山大障害(J・GI、芝4100m)で障害GI初勝利。同年の最優秀障害馬に選出された。

水沢競馬への移籍を経て、2002年に引退。種牡馬としてワンシーズンだけ活動し、以降は余生を過ごしていた。

▽【ゴッドスピード】
父ポリッシュネイビー
母プリティシルバー
母父シルバーシャーク
通算37戦11勝(うち障害19戦8勝 地方3戦1勝)

《重賞勝鞍》
1999年 中山大障害(J・GI)
1996年 府中3歳S(GIII)
1996年 小倉3歳S(GIII)
1998年 京都大障害・春(重賞)
1998年 阪神障害S・春(重賞)
(Text:Nsihimura)

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